ハニートラッパー(♂)が来るらしい【d!】3

40日目 ページ10

男主視点

『はい……はい、そうです。W国から参りました、Aと申します。予約通り607号室で。』


ホテルのフロントで鍵を受けとる。


……VIP専用のホテルだからか、鍵さえも高級に見えてしまうのは色の影響か…





gr「む、もう終わったか。それでは部屋に行くか！」



何かこの人はルンルンしてるし……




まあ！！
そりゃそうだよね！？俺と一緒に寝泊まりできるだなんてなぁ？

感謝しろ！！！！←






『こちらになりますね……わぁ…………』



見てくださいこのダブルベッド！！
俺ここまで頼んでないけど流石やなぁ…




『あ、グルッペンさんは気にせずベッド使ってください。俺はソファーで寝るんで！』

gr「何か悪い気がするゾ……」

『総統様をソファーで寝かせるわけにはいきませんので。』


荷物を広げ整理する。

明日は外交、最終日に少しだけ観光して帰る予定だ。



gr「先に風呂入っても良いゾ？」

『あ、じゃあお言葉に甘えて……』





着替えと一緒に紋章を隠す用の化粧を持っていく。

俺がオークション出身だなんて総統にバレたら大変だろうな……









gr「(持っていった化粧は普通に使うのか…紋章を隠すために使うのか……)」

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