How You Dare？【JN】 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:182,250 hit

4 ページ4

校門の前に立っただけで足がすくんだ。

なんなんだ、この無駄にでかい門は。

まるで宮殿だ。

そして、その校門にガンガン入っていく高級車の数々。

へ、へぇ、お迎えつきですか～…

そうですよね、周りに歩いてる人なんて私以外いないですもんね～～…

でも、こんなところでビビっていてもしょうがないので、私は深呼吸をしてからその校門を潜った。

本当にここは学校なのだろうか

そんな気でさえしてくる。

歩いているだけなのに、ただただ不安が募るばかりだった。

そんな時、ぽんぽんと後ろから優しく肩を叩かれた。

びっくりして勢いよく振り返ると、そこには見たことある顔の男の子が立っていた。

「ぼ、僕のこと…覚えてますか…、？」

『もちろんです！』

私がそう言えば、嬉しそうに笑い糸目を見せる。

「噂には聞いてたんだけど、もしかして今日からですか？」

『あ、はい！』

「もしかして2年生、！？」

私のジャケットについていた学年バッジを指差して、僕も一緒！と自身のジャケットの同じバッジを指差した。

「あ、そうだ、僕はパクジミン！
あの時は本当ありがとう！」

『私はチョンA、よろしく』

特に深い意味はなく、流れ的に何気なくよろしくと言ったつもりだったのだが、

その言葉にジミンは顔を曇らせた。