How You Dare？【JN】 (ページ22)

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学校から帰る頃には、ジャケットも髪もすっかり乾いていた。

どうやら私は問題児として周りから認識されてしまったようだが…

『ね、ジミン、一緒に帰ってもいい？
迷子になりそうだから』

JM「もちろん！笑」

ちゃんとカバンの中に限定超レアRJがいることを確認してからジミンと教室を出た。

『今日一日めちゃくちゃ疲れたんだけど』

JM「それこっちのセリフだから！
Aさんといると本当に心臓持たないんだから！」

そう言いながらも私のことを待っててくれるジミンは本当に良い人だと思う。

なんで周りからあんなに言われてるのか本当に理解できない。

JM「あ、そうだAさん」

『ん？』

JM「今日、この後テヒョンと遊ぶ約束してるんだけど、よかったらAさんも来る？」

『テヒョンって？』

JM「あー、えっと…

ほら！前にAさんが助けてくれた時に僕と一緒にいた人！」

あーー！！あのイケメンか！！！
マスクしてたから目元しか分かんなかったけど、絶対イケメンだからあの人！！

『でもそれ私邪魔じゃない？』

JM「いーのいーの！多い方が楽しいし！

それにテヒョンア、Aさんに会いたがってるんだ、ずっと」

『え？』

JM「あの女の子かっこよかったな～って今でもたまに言ってるんだよ笑」

あんなイケメンにそう言われる私って神なのか？？()

JM「きっとテヒョンアも喜ぶしさ！」

『じゃあ行こっかな…！』

JM「テヒョンア驚くだろうなぁ～！」

私の隣を歩くジミンは、学校にいたときに見せた笑顔よりも数倍楽しそうだった。

『その、テヒョンくんとは昔から仲良いの？』

JM「うん、小学校の時からずっとね！

中学も同じで、本当は高校も同じとこ行くはずだったんだけど…僕の親がどうしてもここに通わせたいってね、…笑」

校舎から校門までの長い道のりを歩いていると、横をどんどん高級車が通り過ぎていく。

…やっぱりジミンには…何かあるようだ。