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Aside
『よっしゃっ!!勝った!!』
久しぶりにゆっくり休日を過ごせた日で大満足だ。
これからコンビニでアイス買いに準備をしていたところでスマホが鳴り出す。
「もしもしA?」
『どうしたの、ころん』
ころんと電話なんて会った時以来で少し緊張する
「今るぅとくんの家にいるんだけど来ない?」
答えはもちろん
『行く!』
YESだ。
肌寒い冬の空気も今は心地よく思える
今年は色々な出会いがあったり...そうるぅとくんの家へ向かいながら思い出を振り返っていると、私の肩に誰かの手が触れる。
「おーい、過ぎてたよ」
『ななもりさん!』
私が振り向くと優しく微笑んで
「みんな待ってるよ、行こ」
ななもりさんと会うのは2回目だけどこの人が優しいのはこの瞬間でわかった。
手を引っ張られながら家へ上がる
が
緊張した空気が流れている。
何かまずい話でもしてたの?
ななもりさんの方を見るが何故か緊張している表情だ。どうしたんだろう...
この空気を変えようと声を出そうとした時
「あの...Aさん」
「なぁ!王s(((( 」
「良かったらいいんですが...王様ゲームしますか?」
なんだ、王様ゲームか
さっきの異常に居心地が悪い空気はなんだったんだ
『します!』
私が答えを出すと準備してあったであろう番号が書いてある割り箸を一斉に引く。
『私王様!!!』
訳も分からないが「王様」と言う立場になった事が嬉しい。
なんの命令を出すか迷っていると天才な私。
名案を思い付く
『じゃあ、4番と1番が愛してるよゲーム!』
「うわぁ...まじ??」
「本気で嫌だ。」
るぅとくんところんだったか。
『王様の命令は絶対〜!』
渋々始めるが...感情がこもって無さすぎて
終わる未来が見えない
『るぅとくん、ころちゃん、愛してる。』
よし、これで終わった。
『はい次!』
「俺か」
さとみくんが王様だけど...嫌な予感がする
「5番が2番にキス...スレスレくらいまで顔を近ずける!」
「『は????』」
あぁ、相手は莉犬くんか...
莉犬くん?!!
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なこ(プロフ) - あの…題名(?)47話が27話になってますよ(^^;; (2021年3月5日 19時) (レス) id: 5366d3b48b (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 描いてくれてありがとうござます! (2021年1月3日 23時) (レス) id: 7acb83f600 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - リクエストです!皆で王様ゲームしてみた!です。あと、この作品好きです!応援してます! (2021年1月1日 15時) (レス) id: 7acb83f600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a | 作成日時:2020年11月29日 22時