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諸伏「みんなAだから安心して頼めるんだろうね」

コンビニ店員さんもドン引きの飲み物。

A「にしても飲み過ぎだよ…」

買い物袋パンパンに膨れた飲み物を改めて眺める。肝臓を労わって欲しいな。
ゆっくり歩いていると遠くに人影が…。松田さん?
小走りで向かおうとすると諸伏さんに手を掴まれた。

諸伏「どこ行くの?」

A「松田さんを見かけた気がして…」

諸伏「松田?萩原から残業するって聞いたけど」

切れ長の瞳をさらに細めて私が指さした方を見つめる。
残業が終わったのかな。

諸伏「気のせいだよ」

その瞬間私のスマホが鳴る。

<ベルモット「はあいゼクト、元気かしら?」>

メリークリスマスと付け足した彼女はジャズの流れるBARにいるよう。微かに流れる曲はおそらく日本のものでは無い。

A「英語で話しましょう」

<ベルモット「ええ」>

英語で会話をし始めた。隣にいる諸伏さんには伝わってしまうけど、それ以外の人に聞かれる心配はない。
ベルモットの用はある要人を始末して子供を使って身代金を…と言うものだった。

A「了解」

気乗りしない。隣の諸伏さんも表情が曇ってる。
ベルモットは私がコードネームを貰ってからも私のおかげだ、育て上げたと口には出ないけどそういう雰囲気を感じる。

だから拒否は許さない。
従うしかない。

諸伏「大丈夫?」

A「警察と対峙することになるから…緊張します」

国内での仕事に震える。もしも知ってる人とやり合うことになったら嫌だ。

A「やるしかないですね」

花屋に戻るとお酒を心待ちにしていた大人が2人。
飲みたい物を手に取り乾杯をする。

萩原「お!いい飲みっぷりー」

降谷「競走しようと言ったのはキミじゃないか」

蘭「お兄さんお酒強いんですね!」

萩原「昔っから飲んでも飲んでもケロッとしてるんだよ」

羨ましい!と萩原さん。彼も強いのにペースが早いからかほんのり顔が赤い。
この人達のいい所は酔ってもそこまで人が変わることがないこと。

園子「ちょっと!せっかくおじ様からボトル貰ってきたのに!こっちは飲んでくれないんですか!?」

私と諸伏さんが買いに行っている間に届けられたらしい鈴木財閥からのお酒。
よーく見ると今やオークションでは家が建てられる程の値段で取引されている日本とウイスキーだった。

A「それは流石に貴重すぎてお兄さんたち手が出せないね」

園子「残念…家にあと30本あるからいいぞ!とおじ様がくれたのに」

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ナギ(プロフ) - 113の風見さんと景光のやりとりですが、風見さんは景光の上司なので風見さんがタメ語で景光が敬語ですよ! (2022年11月20日 21時) (レス) @page2 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年6月8日 11時

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