61話 ページ21
基山side
練習も終わり、部屋に戻る
そして机の上にあった手紙に目がいった
中身を確認しようと思い、手紙を開けた
中にはメモリーカードと文字が書いてある紙が入っていた
メモリーカードをパソコンに入れてファイルを見る
基山「なんだ・・・これ?」
フォルダは幾つにも分類されていたが、大半が外国語でよく分からなかった
基山「・・・ん?」
ほんの少しだけ日本語で書かれたフォルダがあったので開いてみた
とても見覚えのある姿
だが、髪の毛と目の色が違う女の人
基山「Aさん?」
これはライセンスカードの情報である事が分かった
でも、この人物が誰かは分からない
丁度、ライセンスカードの名前のところがなかった
ただ、この人物がAさんそっくりな事にも驚きである
訳が分からなくなってきたのでそのフォルダを閉じ
他のフォルダにも目を通す
日本語で書かれていないフォルダは自分でも読めなかったのでスルーをし
日本語で書いてあるフォルダだけを見始めた
基山「・・・え?」
長い文章を読んでいると、とんでもないことが書かれていた
『日暮Aは偽名である』
『Aの両親はオリオン財団に殺された』
『Aはオリオン財団を嫌っている』
最後の最後でとんでもない文章を見つけてしまった
『彼女はオリオン財団の兵器である。しかし、彼女が我々に反旗を翻す可能性も定かではない。至急、Aをオリオン財団の本部まで連れて帰る必要がある。たとえ、彼女が二度とサッカーが出来なくなっても』
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宮來嘩(プロフ) - ぇちょっと待って……花鳥風月様、もしかしてハーメルンで小説投稿していませんか?しかもハーメルンの方の主人公が偽名を名乗る時に【岸波白野】って名乗ってて……本当に驚きました。 (2023年1月13日 22時) (レス) @page45 id: 7deb864914 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きが気になります!再新ファイトです(p`・ω・´q) (2019年5月13日 16時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華鳥風月 | 作成日時:2019年5月2日 19時