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58話 ページ18

僕は昨日、監督に言われた通りに記者の方を待っていた



「あ!君、イナズマジャパンのマネージャーかな?」


A「!」



地面をボーッと眺めていると声をかけられて、見上げるて視線を合わせる


・・・どこかで見た事がある人だった



A「あ、はい、そうです。初めまして。今日はよろしくお願いします。では、どうぞこちらへ」



僕はいつの間にか身につけていた、営業スマイルで言葉を言っていた


藤丸の口調になるのは仕方がない


記者の方もペコリと頭を下げて微笑んだ



アキレウス〈お、マスターの営業スマイル。出来てるじゃねぇか〉


A〈黙らっしゃい!〉



僕が歩きだし、記者の方も着いてくる


多分だが、この人と会うのはこれで最後だろう



A「ここに3人がいます。それでは私はこれで」


「うん、ありがとう。あ、そうそう。君にもあとから取材をさしてもらうよ」


A「・・・は?」


「あれ?監督から聞いていなかったのかい?」


A「初耳です!」


「多分だけど、言わなかったんだろうね。君の性格的に」


A「・・・」


アキレウス〈言えているな〉



監督・・・許さん



「じゃあ、ここに来てくれないかな?」



記者の方から紙を貰う


それには住所が書かれていた



A「え?ここじゃないんですか?」



そう言えば、記者の方は真剣な顔になった



「ちょっと、ここでは言えない事なんだ」



その真剣な顔に思わず頭がフリーズする



アキレウス〈・・・マスター〉


A〈・・・何?〉


アキレウス〈その取材。受けた方がいいぞ〉


A〈・・・分かった〉



アキレウスの真剣な声に取材は受けた方がいい


そう思った



A「分かりました」


「じゃあ、また後で」


A「はい」



記者の方が部屋に入るのを見送る



A〈アキレウス〉


アキレウス〈なんだ?〉


A〈あの人・・・なんで私に取材をしたいって言ったのかな?〉


アキレウス〈・・・あとから分かるだろ〉


A〈・・・だね〉



僕は記者の方から貰った紙の通りにその場所へと向かった

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宮來嘩(プロフ) - ぇちょっと待って……花鳥風月様、もしかしてハーメルンで小説投稿していませんか?しかもハーメルンの方の主人公が偽名を名乗る時に【岸波白野】って名乗ってて……本当に驚きました。 (2023年1月13日 22時) (レス) @page45 id: 7deb864914 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 続きが気になります!再新ファイトです(p`・ω・´q) (2019年5月13日 16時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華鳥風月 | 作成日時:2019年5月2日 19時

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