. ページ5
残ったのは藤ヶ谷とタマ。
気が付くと何故か俺はタマの顔を見ていた。
「あー、ごめんみつ…俺も明日朝から仕事なんだよねー」
え、まじかよ…
じゃあ、俺、藤ヶ谷の、家に…?
いやいや、待て待て俺、待て、藤ヶ谷だって仕事かも知れねえだろ、いや、藤ヶ谷みたいな奴はぜってえ仕事だ。休みな訳がない。きっとそうだ。
「あ、俺明日休みだわ」
「え?!?!」
「良かったじゃんみつー。決まったなら安心だー。じゃあ俺帰るねー?」
え、あ、タマ…
「ああ〜たまぁ!待ってぇ!!キタミツばいばい!!」
「「みつ!ガヤさん!またな!!」」
「うん、太輔なら安心かな。俺も帰るね?じゃあね。」
ああ…、みんな…。
…楽屋は俺と藤ヶ谷の2人きりになった。
「じゃあ、皆んな帰っちゃったし俺等も帰ろーぜ」
「え?!」
「おわっ、なに。どうしたの北山」
「あ、いや、なんでも」
「行くよ北山ー」
「あ、お、おう」
駐車場に行き藤ヶ谷が車に乗る。
すげー高そう。
俺も一応アイドルだし割と高いのには乗ってるけど此奴程ではない。
ぼーっとしてると藤ヶ谷が車の中から何してんの?早く乗ってよって急かした。
「ああ、わりぃ」
後ろの席のドアを開けようとすると
「なんで後ろ?こっち乗りなよ」
と、助手席のドアを開けた。
「さ、んきゅ」
助手席に乗り込んでシートベルトをした。
「ん、よし。帰ろっか」
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←ki
176人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱンだ | 作成日時:2018年8月20日 22時