太宰家のお食事事情 ページ13
Aside
昨日だけでも色々あったわけで、とっても楽しく生活しています!…それはいいんだけど、此れから生活していく上でとっても大切な問題があるわけで。
『太宰さん……。』
「どうかしたのかい?」
『食べ物なのかわからない味がするご飯はどうにかならないんですか……??』
「云うねぇ…君…。まあ、私は自分で作った料理は食べるつもりはないしどうにかって云われてもねぇ……」
食べないんだ…。そういえば自分の料理を食べてるの見たことないかも。
「ああ、そうだ。君はどうせ暇なのだから、蛞蝓にでも料理を教えてもらうといい。アレは料理はうまかったはずだからねぇ」
『蛞蝓…中也さんですか?』
「蛞蝓って呼んでくれていいのに…。君にならそれくらい教えてくれると思うよ。」
『わかりました!探してみます!』
「私は仕事に行ってくるから、頑張って探してくれ給え!」
さてと…太宰さんは仕事に行っちゃったから中也さんを探さなきゃ!
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あれからしばらくフラフラ探してるけど全く見つからない…。何処にいるのかな…。
勇気を出して誰かに聞いてみようかな…。
よし、聞いてみよう!
『あ、あの、すみません!』
黒服「どうしたのかな?」
『少しお聞きしたいことがあるの…です…が…』
あれ…なんか目の前がぐるぐるする…。なんでだろう…。
視界がいつもと違う…。私、倒れちゃったの…??
中也さんっぽい人が話しかけてる気がする…。
気のせいかな…ぼんやりしてわかんないや…。
そんな記憶を最後に目の前が真っ暗になった。
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中也side
なんとなく廊下を歩いていたら黒服達が騒いでいた。
何事かと思ったから見に行ってみたら、昨日太宰のヤツが連れていたAが倒れていた。
焦って呼びかけてみたが、応答はなく意識を失ってしまった。
やっぱり医者である首領に診てもらうのが一番だよな…。首領のところまで運んでやろう。太宰の野郎にも云ったほうがいいのかもしれねぇか、せっかくヤツが仕事をしているからやめておく。
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作者のコーナー
とてつもなくお久しぶりです!
半年くらい更新を放棄していました…。ごめんなさい。
Twitterを始めたらそっちばかり見るようになってしまいまして…。なんて言い訳はどうでもいいです。
これからは出来るだけ浮上して更新できるよう心掛けたいと思います!
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深呑(プロフ) - 霊夢どうふ・芥川,にろ,高杉推しさん» 有難う御座います!恐ろしい程の蛞蝓更新ですが頑張ります!宜しくお願いします! (2018年9月8日 22時) (レス) id: 1989dee107 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ・芥川,にろ,高杉推し - 残念だな…其れが首領だ…はい。面白いです!更新頑張って下さい! (2018年9月8日 1時) (レス) id: 8add41b466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:深呑 | 作成日時:2018年7月15日 13時