2 ページ3
彼は颯爽と去っていった。
A「ちょっ、ちょっと…！」
この事を小池さんに話した
小池「遂にAちゃんの前に現れたか〜。」
A「早くて全然追えなくって…」
小池「捜査三課の人も追えないくらいだから無理だよね。あっ、でイケメンだった？」
あ、イケメンかどうかが気になるんですか？早く捕まえよう！じゃなくて？
確かに顔はイケメンだったな…。じゃなくて、早く捕まえないと。
小池「Aちゃん、イケメン泥棒に惚れた？」
A「あ、いや…べ、別に…」
私はまだ好きとかそういう気持ちはなくって一刻も早く捕まえたい。そう思っていた。
あのイケメン泥棒と出会って1週間が経った。
小池「今連絡入ったんだけど、子供が迷子になったらしくてさ、ちょっと探してくるわ。」
A「あの…、私は…。」
小池「Aちゃん、書類送検書かなきゃでしょ？だから俺一人で行くわ。何かあったら連絡してね〜。」
小池さんに言われた通り、交番に残ることにした。
？「やっといなくなったわ〜。」
うん？誰だ？
A「あの…、あっ！」
見覚えのある顔だった。
A「あ、あの泥棒！」
倫也「ちょっと、声大きいって。」
A「あ、え、だって…泥棒…。」
倫也「うん、泥棒だけどさ。今日はAちゃんに逢いに来たわけ。」
A「は、はい？なんで。」
倫也「何でだろうねぇ。」
カウンターを飛び越えて私の方に近づいてきた
A「えっ、ちょっ…」
至近距離で彼の顔を見て見ると、綺麗な顔をしていて、あぁ、これは女の子好きになっちゃうな…って納得した。いや、納得してる場合じゃなくて！
倫也「ははっ、やっぱり可愛いね。君」
A「あの…！今度泥棒してるの見たら絶対捕まえますからね？」
倫也「ははっ、いい度胸してんじゃん。君が捕まえるのが先か…それとも、俺が君の心を奪うのが先か…どっちかな？」
A「ぜ、絶対に好きになりませんから！」
と言いながらもドキドキしてしまってる自分、本当どうかしてるよね…。
NEXT…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやたか - カッコよすぎます！更新楽しみにしております！！ (2019年11月4日 9時) (
レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外しましょう (2019年11月3日 21時) (レス) id: b6262af8c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菜摘 | 作成日時：2019年11月3日 14時
