No.3 柱稽古3 ページ4
柱稽古が終わって、皆でご飯を食べてる
炭「めっちゃご飯美味しいです!」
伊「うはい!(うまい!)」
善「(Aさんが作った料理ぃぃい)」
『あら、よかった!』
炭「それにしても、時透くんどうしたんですか?」
『へ?!』
善「凄い怒ってた…」
伊「気配がいつもと違ったぜ」
『い、いやな、な、なんで、もな、いよ!?』
炭「(嘘下手だなあ…この人)」
『な、なんか柱合会議の話!!!』
炭「そうですか…(後で教えてあげないと)」
就寝時間
『じゃあみんなおやすみ〜、あれ?炭治郎くん
は?』
善「なんか庭に行きましたよ」
伊之助はもう寝ました()
『ちょっと探してくるね!善逸くん寝てていいから
ね〜』
庭
あ、いた、炭治郎くん
なにしてるのかしら
『たんじろーくん』
炭「うえ?!Aさん?!(流石柱だ…全然気配を
感じなかった)」
『もう、こんなところでなにしてるの?』
炭「ちょっと全集中の呼吸を…」
『あら、言ってくれれば付き合ったのに』
炭「いえ!柱の方にお願いなんてできません!」
『ふふ、炭治郎くんは素直でいい子よね〜』
炭「そう言って貰えて嬉しいです!」
沈黙…
炭「(何か喋った方がいいのか…?)」
『炭治郎くん、』
炭「はい!」
『私の話、聞いてくれる?』
炭「も、もちろんです」
『私ね、兄がいたの、鬼殺隊に。でも兄は上弦の壱
と戦って死んだわ。兄が最期に言った言葉は私に当
ててだったみたいなの。「お前はちゃんと人を愛し
て、幸せになるんだぞ」って。私は昔から兄以外に
は愛するという気持ちを抱かなかった。物心ついた
時には両親はいなかったしね。兄は強くて、かっこ
よくて、私の憧れだった。だから私も兄みたいにな
りたくて鬼殺隊に入った。兄は柱だったのよ。だか
らか、兄は絶対に死なないと思い込んでいたのかも
ね。いつもと変わらない様子で任務に行って、いつ
もと変わらない笑顔で帰ってくると思っていた。で
も兄は死んだ。私は絶望した。もう人を愛せないと
思ったわ。でもそんな時に手を差し伸べてくれたの
が無一郎くんだったの。無一郎くんは冷たくて怖い
人だと思っていたけど、とっても優しい人だった。
私は自然と無一郎くんの事が好きになっていた
わ。そして、他の人の事も好きになれた。だから無
一郎くんには本当に感謝してるのよ。だから今日み
たいな事があっても彼を嫌いにならないでね』
シリアス〜笑
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作者名:みずたま | 作成日時:2019年10月20日 22時