▽mission92 ページ46
*
「か〜えりった〜〜い……か〜えりった〜〜い…………平穏なあの頃に戻りた…………いや今も結構楽しい…………楽しいけど人生ハードモード………………」
ポアロを出て、あったかハ○ムではない我が家に向かってフラフラと歩く。
私の日常とこの世界が謎の融合を果たしてからと言うものの、毎日が心臓に悪くて楽しい。
それはそれは楽しいが楽しみすぎると私だけでなく家族も危険に晒される可能性が高くなるわけであって、よってある程度は保身をしなければならないわけだ。
だが選択肢を間違えまくっている私は既にかなりヤバイところまで来ている。一歩間違えば死。二歩間違えば一家全員死。
笑えねえ……………………
「やっぱ帰りて〜〜〜〜………………」
「あら、だったら送ってあげましょうか」
「ピョッッッッッッ!?!!?!?」
ポソリと漏らした独り言に、あるはずのない返事が返ってきた。
声がした方向、恐らく私の右斜め後ろ。
バッと勢いよく振り向けば、そこには絶世の美女が立っていた。
「Hi,girl!良い夜ね」
「つ、月が綺麗です…………????」
「あら、見かけによらず大胆なこと言うわね?」
月光をバックにして妖艶に微笑む美女はそう、お察しベルモット。
なんで???どゆこと????突然の死??????サヨナラこの世???????
他の人相手ならどうにか誤魔化せる私の付け焼き刃演技も、恐らくこの大女優には通じない。
だからなるべく素の反応を前面に押し出していこうと、恐怖の混じった困惑顔を浮かべた。
だって普通にめちゃくちゃ怖いじゃん、夜道で突然美女に声掛けられるってさ。
「えっと、あの、……えっと?????」
「最近バーボンが随分ご執心みたいだからどんな子かと思えば……案外普通の子ね」
「えっば、バブー……???」
「ああ、知らないならいいのよ」
*
2708人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆゆ - 竹の同業者wwwwwwwww (8月31日 20時) (レス) @page47 id: 68b438f60e (このIDを非表示/違反報告)
名無し84302号(プロフ) - あの絶世の美女がw竹の同業者wwしかも、安室さん竹!!w (2023年4月12日 15時) (レス) @page47 id: 81c0b10d37 (このIDを非表示/違反報告)
るるあ(掛け持ち常習犯)(プロフ) - バンブーが面白すぎて腹筋崩壊しましたwwwしばらくこれだけで笑ってられるwww (2023年3月9日 15時) (レス) @page50 id: ea72077504 (このIDを非表示/違反報告)
竜 - バンブーはめっちゃおもろいですwwwww作品最高です🎵 (2022年7月28日 23時) (レス) @page50 id: ab9e0869a5 (このIDを非表示/違反報告)
木犀 - バンブーwwwww腹筋割れたwwwwwこの作品大好きです! (2022年5月12日 19時) (レス) @page50 id: f436eadb2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:斗 | 作成日時:2019年4月20日 12時