【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission84 ページ38

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「……っていうことがあった」

「デ、デレデレだなAさん…………」

「可愛いは自然の摂理だから」

「自然の摂理」





今日は学校の行事か何かで蘭ちゃんの帰りが遅くなるらしく、ポアロに夕飯を食べに来ていたコナンくんに昨日のデートを自慢する。


加えて毛利探偵は友人と飲み会らしく、多分ヘロヘロになってタクシーで送り返されてくるだろうとコナンくんは苦笑いしていた。




「そういえばAさんは昴さんのビーフシチュー食べに行ったの？」

「行ったよ〜デザートのプリンも付いてきた。あれが好きな時に食べられるなら正直悪くないなあと」

「わあ〜〜〜胃袋掴まれてるね〜〜〜〜」

「自覚はある〜〜〜〜」




今日のシフトは一人でもうすぐラストオーダーの時間、他に客もおらずコナンくんと二人の店内でぐだぐだ駄弁る。




「それで、あの後安室さんには会ったか？」

「んや〜〜私はまだかな……コナンくんは？」

「実はオレも会ってねーんだよな…………」





ズゴゴゴとアイスコーヒーを飲み干したコナンくんと眉をひそめ合いながら小声で話す。





「翌日くらいなら勢いで押し切れただろうけどこう数日空いたら逆に気まずいよねえ……」

「だよな…………いやそもそもあんま会いたくねーけどさ……………」






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