【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission88 ページ42

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ちょっと、Aさん！？と口パクで焦っているコナンくんにウインクしてみせる。両目瞑っちゃったけどこれはウインク。文句は言わせねえ。


おねーさんこれでも一応君より年上なのよ、一応。





「で、なんでしたっけ？おき……昴さんが私の恋人かどうかって話？」

「ええ……好きな人に恋人がいたらあまりいい気はしないでしょう？」

「うわ〜〜ストレートに攻めてくるなこの男。コナンくんも見習ったほうがいいよ」

「うっうるさいよ！！！」





はなからハニトラだと割り切っているので冗談めかして切り返す。ついでにコナンくんを巻き添えにする。

思い当たるフシがありまくるであろうコナンくんは顔を真っ赤にした。おうおう照れろ少年。幸せになれよな！！！




「ちょっとAさん、僕は真面目に聞いてるんですよ」




あまり面白くなさそうに顔をしかめた安室さんが頬杖をついてこちらを向いた。


むう、と少し拗ねたような顔をする29歳を見て私は少し笑ってみせる。




「そんな安室さんには残念なお知らせですけど、昴さんは恋人ですよ」




(仮)だけどな、と心の中で付け足す。


これで黙ってくれたらいいんだけどなあ〜〜と思うが、まあ多分無理なんだろうなあ〜〜〜〜







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