【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission81 ページ35

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結局安室さんがバーボンだということは明かされず、彼が黒づくめの仲間だとことと、厳重に警戒しろということだけが告げられた。



沖矢さんカレピッピの件はどうすんだと噛み付けば、そういう設定で通せと説き伏せられる。解せぬ。





「クッソ………明日の晩ビーフシチュー食べにきてやっから用意しといてくださいよ……………」

「それで気が済むのならいくらでも」

「じゃあ明後日もビーフシチューで」

「ビーフシチューお好きですね」

「めちゃめちゃ美味しかったので……あとコソコソ逃げようとしてるそこの元凶逃さんからな」

「うぐっ……」





恨みがましく沖矢さんに対価を要求すればなんなく受け入れられた。

それに隠れてこっそり退場しようとしていたコナンくんの首根っこを掴んで引きずり戻す。





「元はと言えばお前が原因だからな〜〜？？？？よって貴様はハグの刑」

「ハァ！？！！えっちょっ待て待て待てAさんストップ！！！！」

「問答無用だ少年よ！！！！」





じたばたするコナンくんをガバッと抱きしめ、もろともソファに倒れこむ。

いくら名探偵とはいえ、中身が高校生だとはいえ、コナンくんは可愛らしい小学一年生なのだ。

猫を被った時のコナンくんの可愛さはそれはそれはすごいのである。



思い切りコナンくんの首筋に顔を埋め、吸う。





「んはぁ〜〜ガキンチョの匂いする〜〜〜〜かわいい〜〜〜〜」

「くすぐったいってばAさん！！！！！」

「コナンくんたら小さいなあ〜〜〜〜ちゃんとご飯食べてる〜〜〜〜？？？？」

「毎日しっかり食べてるよ！！！！」

「そうかそうか〜〜だったらコナンくんはきっと大きくなるなあ〜〜〜〜おばちゃん楽しみだわあ〜〜〜〜」

「誰目線だよ！！！！……ちょっと昴さん見てないで助けてよ〜〜〜〜！！！」

「すまないボウヤ、今彼女の機嫌を損ねる訳にはいかんのでな…………」

「昴さん笑ってるんじゃん〜〜！！！！！」







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