【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission79 ページ33

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前回のあらすじ:安室さんとびっくりするくらいしょうもない話しかしてないことが判明した。





「どんだけ記憶をほじくり返しても押し相撲の必勝法とかそういう話しかしてないです！！！！安室さんがどうしたってんだ！！！！！つーかなんで沖矢さんをカレピッピにしちゃったんだ！！！！！」





連行された工藤邸で待ち受けていたコナンくんにとりあえず詰め寄る。



一応めちゃくちゃ頑張って思い出してみたけどマジでしょうもない話しかしてなかったの。中身がないにもほどがあるの。


実はお互い馬鹿なんかな？？？おかしいな？？？仮にも東大生とエリート公務員だと思ってたんだけど…………





「おや、僕が恋人では不満でしたか？」

「もしかしてAさん好きな人いたりした！！？だったらごめん！！！」

「恋バナに軌道修正しようとするな」





涼しい顔で話の方向を捻じ曲げようとしてくる沖矢さんと、一生懸命謝るポーズをしてみせるコナンくん。



おれは騙されないぞ？？？？お？？？？？


ならばこちらにも考えがある。


少しため息を吐いて見せ、スマホを取り出す。





「……はぁ、とりあえず安室さんに急にすいませんでしたって連絡して＿＿＿＿」

「わーーー！！！！わーーー！！！！」





割と本気で安室さんに電話してやろうと連絡先を開くとコナンくんが手に飛びついてきた。

ものすごいジャンプ力で私のスマホを奪う。





「だからなんなのさ！！！！安室さんがどうしたのさ！！！！」

「えーと！！！う〜〜！！！！」

「頭の使いすぎで日本語も忘れたかコナンくん！！！！」

「うぅ〜〜！！！！」

「ウン〜〜〜〜！！？？？」



唸るコナンくんに詰め寄る。

なんで駄目なのかは言わなきゃ分からんだろーが！！！知ってるけど！！！！





「Aさん、まだ分かりませんか」

「は？」





獣のように唸り合う私たちを見兼ねた沖矢さんの声が降ってきた。





「＿＿＿＿君は、僕たちの生命線を握っているということですよ」







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