【名探偵コナン】東大生、頑張ってみるってさ。2

▽mission60 ページ14

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そこからは怒涛の展開だった。




「灰原！！！いるな！！？！？」




そう小さく叫んで部屋に飛び込んできたコナンくんが私の膝に乗せられた哀ちゃんをを見て一瞬呆けた顔をする。

とはいえ状況が状況なのですぐに顔を引き締めスマホを哀ちゃんに手渡した。




「お前に変装した怪盗キッドが黒づくめの仲間と会ってるから、なんて答えればいいのか教えてやってくれ！」

「はぁ！？ちょっと江戸川くんどういうこと、」

「スマン詳細は後で！！！！」





バタバタと部屋を出て行ったコナンくんを呆然と見送った哀ちゃんが私の方に目をやる。





「……一旦降ろしてくれる？」

「もちろんですよ、お姫様」




ホールドした手を離すと哀ちゃんは向かいの席に腰かけた。


小さく息をついて手渡されたスマホを耳に当てる。





すぐにバーボンとの会話を始めた哀ちゃんを眺めてほっと息を吐いた。





あ〜〜〜〜なんとかなった………逃げられそうになった時どうしようかと思った…………………




これで誰が何と言おうと私の仕事は終わりだ。ミッションコンプリート。




拝啓有希子さんへ、私にこんな大役負わせて大丈夫だったんですか………………





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