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その事を忘れないで… ページ28

*



 もう何度唇を重ねただろう…

 その度、胸は早鐘のように鳴り響き壊れそうになる。

「A…愛してる…」

 そう一言、呟いてキミを強く抱きしめた。


 部屋に響く甘い吐息。

 緩やかに時だけが流れて行く



「――――――ゴメン…もう止められない…いい?」

「―――う・・・ん…」


 白く柔らかな肌にそっとキスして、シルシを付けた。

 キミがボクのモノだと言う証。

 キミの白く柔らかな肌に花が咲く。

 ボクのモノだというシルシ。

 ボクしか付けることのできないシルシ…


「平気?」

「うん…」

「―――ホントに平気?」

「―――大丈夫――――――だから…やめないで…」



 甘い吐息と衣擦れの音。

 床の上には、ふたりの服が散乱していた。

「寒くない?」

「―――うん…羽生君、あったかいから…」

 重なる肌に光る汗。

 キミの体温をボクの体に焼き付ける。

 うなじにそっと口づけて。

 キミの香りを胸の奥に染み付ける。

 何もかもキミの全部を覚えておきたい。

 遠く離れてても、ボクが思い出せるように…

 
 A、忘れないで…

 どんなに離れてても、心は傍にいるよ。

 心の中に、いつもキミはいるんだ…

 どんなに遠く離れていても、心は傍にいるよ。

 その事を忘れないで…



 ボクはカナダに留学を決意した。





*

ポロポロ→←おいで…



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さくら(プロフ) - 美珠葵さん» 美珠葵さん、こんばんは!そうですね…リメイクは初めてなので、やってみようかな?って気持ちに傾いています。とにかく楽しんで書ける事が私には一番な気がしますから…待っててくださいね!o(*^▽^*)o (2014年2月28日 23時) (レス) id: a07aa9f760 (このIDを非表示/違反報告)
美珠葵 - さくらさん» ありがとうございます!完結したばっかりなので、気長に待ちます!いつか、読める日が来たらいいなぁ~o(^o^)o (2014年2月27日 21時) (レス) id: 40bfafd00c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 美珠葵さん» 美珠葵さん、こんばんは!コメントありがとうございます♪「カフェモカ」のリメイクって事ですか…う〜ん…(´ヘ`;) アリのようなナシのような…でも、そういうの面白いかもしれないですね(*^.^*)考えてみますね♪ (2014年2月26日 21時) (レス) id: a07aa9f760 (このIDを非表示/違反報告)
美珠葵 - 完結おめでとうございます!さくらsanが以前書いた「~カフェモカ」の羽生クンVer.が見てみたい…気がします。ムチャブリだったらごめんなさい(´・ω・`) (2014年2月26日 18時) (レス) id: 40bfafd00c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さくらさん» 羽生くん、記者会見で、いつも『早く練習したい』と言っているので惚れ直しました(*´ω`*) (2014年2月25日 22時) (レス) id: a79fc36d18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作者ホームページ:http://massugu1211udream.web.fc2.com/  
作成日時:2014年2月3日 21時

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