検索窓
今日:2 hit、昨日:41 hit、合計:1,682,249 hit

弐拾壱【風柱と合同任務】 ページ22

夢主sideに戻ります






はぁ……本当に眠い。









行き先は、雪華山という山の集落。



その集落は、稀血の子供達が鬼から隠れるために住んでいる。しかし、その場所が鬼に見つかり1ヶ月弱で、30人もの子供が鬼に喰われたそうだ。








私が先日助けた稀血の子供はこの山から逃げてきたらしい。









可哀想な子供達。私が救ってあげなきゃ。









しばらくして任務の目的地に着いた。







雪華山の名前の通り

……雪山。








通りで遠かった。



そしてものすごく寒い。



今、雪は降っていないのにこの寒さ。

吹雪にでもなったら鬼を倒す以前に凍え死ぬかもしれない。



鴉に言われて、隊服の中にセーターを着込んだのは正解だった。









集落に踏み入ると、民家の人と話している実弥がいた。







『どうも、お久しぶり。』





勢い良く実弥が振り向いてくる。






実弥「遅せぇよ、A!

足引っ張っるんじゃねぇぞォ?あと……無理はするな。それでお前が失敗したら、俺の手間が増えるからな!」





『分かってるよ。あと、私の心配なんていらないよ?実弥こそ自分の体大切にしなね?』






実弥「お前に鬼狩りを教えたのは俺だァ。俺がお前に心配されるなんざ有り得ねぇ!!」







私は実弥と幼なじみみたいなもの。






私が日輪刀や鬼殺隊の存在を知らない頃は、実弥に教えてもらって共に鬼を殺していた。








今思えば、鬼を日に当てて殺すのはしたくない。

だって苦しみ足掻く声が耳に残ってなんともいたたまれない気持ちになるから。







じゃあなんでそんなやり方をしてまで鬼を殺していたのかって?

鬼に家族を殺されたからじゃない。むしろ家族を殺したのは私自身。





鬼は憎くもなんともない。

殺してしまった家族への自分勝手ただの罪滅ぼし。

弐拾弐→←弐拾



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (541 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2025人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 不死川実弥
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夜椿 - 無一郎と宇髄さんはどこから?それと嫌いな人に名前最悪な気分って名前を呼ばれると最悪な気分ってことですか? (6月23日 19時) (レス) @page48 id: 96ac4047c6 (このIDを非表示/違反報告)
むに(プロフ) - 無一郎と宇髄はどこから出てきたんですか…? (2021年8月19日 9時) (レス) id: 43a9ffe7c8 (このIDを非表示/違反報告)
なつこ(プロフ) - もしかして32抜けてませんか…?私が見れないだけでしょうか… (2020年11月14日 12時) (レス) id: 7911c797b0 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 役立たずが毎回役立つになってます! (2020年3月1日 8時) (レス) id: a067a5e9c1 (このIDを非表示/違反報告)
わさびのり(プロフ) - やっぱりですか!?谷崎さん笑面白いです!ゆっくりでいいんで頑張ってくださいっ! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 5cca7cd247 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なるは。 | 作成日時:2020年2月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。