わたしのパパはせかいいち！2【花江夏樹】

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次の日、はりきって早起きをして昨日のうちに用意しておいたお気に入りのプリンセスのリュックを背負って家を出る準備は万端だった









花江「お嬢さん〜？まだ家を出る30分前ですよ〜？笑」

貴方「早くしないときょーと逃げちゃう！」

花江「京都は逃げません笑」

貴方「んも〜！！」








初めてのきょーとだもん！昨日から楽しみで仕方なかった
たっくん達も一緒だしなによりパパとずーっと一緒！
嬉しいねぇ！へけへけへけっ


喜びが隠しきれず口に手を当ててムフフっと笑うとパパが抱っこして高い高いしてくれた









花江「京都に行きたいかー！」

貴方「行きたーい！」

花江「八つ橋食べたいかー！」

貴方「食べたーい！」

花江「パパの事好きな子ー！」

貴方「はぁーーーーい！！！！」








両手をあげて大きく返事をすると髭が生えている頬をスリスリされてチクチクと痛かった








貴方「きゃあ〜！お髭痛い〜！」

花江「おりゃおりゃっ」








お髭攻撃をしてくるパパに大笑いしているとふとパパの真似をしたくなった








貴方「Aの事好きな子！」

花江「はーーーい！！」

貴方「Aの事大好きな子！」

花江「はーーーーい！！！」

貴方「Aとチューする子！」

花江「はいはいはいはーーーーーい！！！」

貴方「んふふっ」









唇を「ん！」と突き出してくるパパにチュッと自分の唇をくっつけると更にギュウッと強く抱きしめられた









花江「パパのお姫様は今日も可愛いね？」

貴方「Aの王子様も、かっこいいよ？」

花江「じゃあ王子様はもっとカッコよくなる為にお髭剃ってきまーす」









床に降ろされるとずっと気になっていた事を聞きたくてパパのズボンをグイグイ引っ張った









貴方「ねえねえパパ」

花江「ん〜？」

貴方「やつはしってなあに？」

花江「そっか、知らないか笑 京都行ったら食べようね」

貴方「？？うん！」








初めて聞いた！どんな食べものなんだろう〜
きょおと早く行きたいな〜！！むふふっ








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