【d!】無能な僕と有能な君【無能パロ】

第四話 ページ6

久しぶりにAと喋ったわ…最初は警戒されとったけど…まぁ、信用してもらえたみたいで良かったわ。それより問題はゾムやんなー…まぁ、Aなら受け入れると思うんやけど…少し心配やな…お、愛莉やん。
ai「シャオちゃんだ！やっほぉ」
『おう、どしたん？』
ai「今から城下町に行くんだけど、シャオちゃんも一緒にこない？」
『あー...俺書類仕事残っとるから行けないんよ…気をつけていってこいよ』
ai「…うん！怪我をしないように気をつけます！」
『おう！』
元気やなぁ、あいつ…とりあえずAに言われたとおり自分の部屋に帰って書類でもするか…

愛莉視点
準備を終わらせ城下町に行くために廊下を歩く。最近ゾムの態度が若干冷たいな…なんて考えながら歩いていると…前の方からシャオロンが歩いてくる。シャオロンもなにか考え事をしているみたいだった。とりあえず話しかけてみよう…
ai「シャオちゃんだぁ！やっほぉ」
『あぁ、愛莉か。よっ』
ai「今から城下町に行くんだけどぉ、シャオちゃんも一緒にこなぁい？」
『すまん、俺書類しないといけないから。気をつけていってこいよ』
ai「…はい！怪我をしないように気をつけます！」
『おう！』
なんとなく顔が曇ったような気がして、シャオロンも気づいたのではないかと考えてしまう。まぁ、気づいていたとしてもトップが気づかなければほとんど意味はないと思うが。あぁ、でも書記長のほうも少し警戒しておかなければ…トップの手綱を掴んでいるのは書記長って感じだし…と、そんなことを考えながら時計を見るとそれなりに時間が経っていた。頭を横に振り考え事をやめ城下町へと急いで足を進める。待ち合わせに遅れないように。

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