第二十五話 ページ27
城下町はいつでも人がたくさんいる。お店もそれなりにある方だと思う。みんなが楽しそうにしてるからなんとなく元気が出るというか…幹部たちといるときよりも城下町にいるときのほうが落ち着くなぁ…ん？あれは確か…
『エーミールさんじゃないですか…』
em「わぁ！？びっくりするじゃないですか！急に話しかけないでくださいよ！」
『あぁ、ごめんなさい』
いつでも元気な人だなぁ…
em「それよりも倒れていたと聞きましたが体調は大丈夫なんですか？」
『はい。特になにもないです』
em「そうですか、それなら良かったです」
『エーミールさんはなんで城下町に来たんですか？』
em「あぁ、少し気になる本がありまして。それを買いに来ました。ここにしかなさそうだったので」
『そうなんですね』
あまり変わってなくて少し安心したわ。
em「Aさんはどうして城下町に？」
『僕は久しぶりにいろいろと買いに行こうと思いまして』
em「そうなんですね…私はそろそろ行かないといけないので。では、お気をつけて」
『エーミールさんも気をつけて帰ってください』
ほんとに久しぶりに会ったなぁ…エミさんは僕のことを無能扱いしてこないんだよね…嬉しいけどね…
…
「あら、A様じゃないですか。いらしてくれたんですね」
『えぇ、まぁ…約束ですし』
「覚えててくれたんですね。嬉しいです」
まぁ、約束って言ってもただ話すってだけなんだけど。
…
ふわぁ…楽しかったぁ…人と喋るのは苦手だけど仲いい人と喋るのは楽しいよねぇ。ご飯も食べたし、子どもたちと遊びに行こうかなぁ…
…
「A様ー！一緒に遊ぼ！」
『はーい』
運動苦手だけどまぁ、軍で少しは鍛えてたし子供と遊ぶくらいなら全然大丈夫なんだよねぇ…
…
「A様！次は何して遊ぶー？」
rb〈幹部は全員１時間以内に総統室にこい。緊急会議や〉
『あー、ごめんね…ちょっとまってね』
「えー。どうしたの？」
『あー、いや…僕の代わりにお母さんと一緒に遊んでおいで。その間に用事をすませてくるから』
「はーい…」
はぁ、こんなに急にインカムから声が聞こえたら少しびっくりするわ。そういやぁ、１時間以内にって言ってたな…僕ってその会議に参加しないといけないのかねぇ…ロボロに聞いてみよ…
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ましかに - とても面白い小説ですね！！！続き楽しみに待ってます！！無理せず更新頑張ってください！！ (2022年7月17日 11時) (
レス) @page18 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/ジナルフラグ立ってますよ！！ルール違反なので外して下さいね！！作品を作られるのはご自由ですがルールは確認された方がいいですよ！！ (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ | 作成日時：2022年6月4日 23時
