ゴールド・ハニー (ページ42)

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◎ ページ42

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『ジョングクさ、何かあったの？』

JK「…失望されるから言わない！」

『良いから吐きな。』

JK「やだ、」

『じょーんーぐーくー？』

今朝の様子がおかしかったので問い詰めたら、
ビックリするほどの声の小ささで返してきた。

JK「…俺だって構って欲しいもん。
スキンシップしたいもん、」

『……えっ、それだけ？』

JK「だってしてくれないじゃん。スングクとマウリの世話に忙しいのも分かるけどさ…、

後何なの？何でそんなますます色気出てきて綺麗になんの？？？
ちょっと綺麗さセーブしてほし、」

…そんなことか。
何か起こったのかと心配しただけ無駄だった。

JK「ぐえ、」

『抱きしめるくらいいつでもしてあげるわよ。』

JK「…俺の口が寂しがってる、」

『調子に乗らないで。』

JK「ええ〜……」

今するとこじゃん、なんてそっぽ向いてるくせに
ちゃんと抱きしめる力は強い。

夫の赤ちゃん返りはさすがに聞いたことがなかった。
ジョングクらしいといえばそうなるけれど。

仕方なくキスをしてあげたというのに。

JK「やっぱりダメ。なんか…オーラがダメ。
色気ダダ漏れすぎて…絶対外でそんな顔見せないでよ!?!?」

『分かったもうしないね？』

JK「くっ、…(して欲しいけど心臓が…)」

黄金マンネがゴールド・ハニーに翻弄される話でしたとさ。