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JK「はい、帰った!!帰った!!」

『手洗い済ませてからね。』

JK「分かったっ!」




今なら世界記録もきっと出せるほどの全力ダッシュで
洗面所に向かったジョングク。




JK「手洗い済ませました隊長。」

『うむ。では座ってくれたまえ。』


……よほどはしゃいでるな。
まぁ、良いや。








JK「…ケーキ?」

『はい、切ってね。』

JK「………これ、


俺がやりたかったやつ…」




何で分かるの?って、そんなの、お見通しだから。
…ま、チラッと見えたのもあるけどね。









JK「どうしよ、泣きそ、」

『まだ切ってないじゃん、涙勿体なっ、』

JK「だってええええ、」









JK「…人生でいちばん緊張してます、」

『ははっ、ほんとだガチガチㅋ。』

JK「切るよ?」







目瞑らなくても良いのに。
可愛いな、ちょっと。









JK「青だ、」

『ふふ、』

JK「ダンス、一緒にするんだ。」

『…ジョングクじゃあ、普通に切り分けて。』

JK「ん、4等分ね、じゃあ。」




次はどんな顔を見せてくれる?
きっと貴方のことだから、






JK「……何、これ、」

『意味分かる?』

JK「………うんっ、」




今度はピンク。やっぱり泣いちゃったジョングク。









JK「幸せ2倍じゃん、」

『双子って思わなかったよねぇ。
しかも、ジョングク両方欲しいって言ってたじゃん。』

JK「…ケーキ食べたらネットで色々探さなきゃ、
…ありがと、A。最高に幸せすぎてどうにかなりそう。」









泣き笑い混じりの顔が、夕日の光に照らされて
眩しく私の瞳に映った。

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作者名: | 作者ホームページ:https://twitter.com/3_sho_u0  
作成日時:2021年7月25日 17時

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