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「今のところ……ですかね。」
『え〜そうなんだ…。』
「今日ジョングクさん来てらっしゃらないんですね。」
『どうしても外せない収録だそうで…。
時間ギリギリまで駄々こねてましたㅋㅋ。』
「じゃあ早く報告入れてあげなくちゃ。」
今日は性別が分かる日。
私はもちろん、ジョングクはそれはそれはワクワクと遠足を待ち構えている子供のように楽しみに待っていた。
JK「絶対聞きたい聞きたいっ!!」
『ね〜楽しみだね〜。』
JK「あ、カトクだ。
……ストライキ起こそ。」
『仕事入ったの?』
JK「ううん、入ってないよ?」
『仕事入ったんだね。』
JK「俺の辞書にはそんな言葉載ってない。」
『ちゃんと行きなね?』
圧をかけてやっと渋々出勤。
ジョングクは運がない、とメンバーの皆さんに笑われているらしい。
JK「へ〜ケーキから出てくるお菓子の色で…、
…………いいなぁ。」
そう呟いたのを私の地獄耳は聞き逃さなかった。
仕方ない。ジョングクさん。
私が一肌脱いであげましょう。
JK「何で電話かけてこないの!」
『帰宅したら教えてあげるから。』
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作者名:鯢 | 作者ホームページ:https://twitter.com/3_sho_u0
作成日時:2021年7月25日 17時