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■ ページ29
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TH「……その服、」
『覚えてる？』
TH「…俺あれから身長伸びたのに、
Aは変わってないんだね。」
『悪かったね？』
TH「褒めてんのに。」
中学の時に1度出会っていた、と知った時は驚いた。覚えてはいたけれど、まさか彼女とは思っていなかったから。…似てるとは思ってたけど。
不思議な縁ってあるもんだ。
『ちょ、ちょっとテヒョン!!』
TH「…妬いた。」
きみの記憶に残っている時間は
昔の俺の方が長くて思わず嫉妬した。
けれど昔の俺がいなければ今こうして隣に彼女が居ないのも事実だから複雑だ。
『え!?』
TH「昔の自分に妬いてるから早く、」
"きみの弱いところを楽しませてよ？"
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作者名：鯢
| 作者ホームページ：https://twitter.com/3_sho_u0
作成日時：2021年11月1日 14時
