★ らむね rb ×sho ﾀﾋネタ 学パロ ページ17
リクエストが底を突きましたね……と言うことで癖を書きましょう！(？)
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シャオロンside
俺とロボロは両想いである。
けれど付き合うことはできなかった。
両想いだと知って嬉しくて手を繋いでみたりした。
周りの視線が痛かった。
友達、両親までもが心配して距離をとったり愚痴を言ったりする。
そうだよな、男同士だもんな。
当然の結果である。
だから俺達は。
この世界から逃げることにした。
俺達が出会った小学校は既に廃校になっており、唯一入れそうだった物置に忍び込む。
ここでは彼と2人で居ても許される。
ここで来世への期待を抱いて今世を去るつもりだ。
事の発端は2日前に遡る。
彼が服毒自 殺を持ちかけてきた。
今世では2人共になる事は出来ないと判断した結果だろう。
俺はその提案を2つ返事で飲み、苦しむ事のないように俺が睡眠薬を、彼が毒を用意する事になった。
彼がどのようにそれを用意したのかは分からないが、今俺達は互いの手のひらの上に1錠ずつ転がす。
「……」
彼を見ると何とも言えない表情で手のひらを見つめている。
恐怖している、と思えばそう見えたし。
覚悟を決めた、と思えばそうも見えた。
俺も手のひらに視線を落とす。
この2錠を飲み込めば俺達は楽になれるのだ。
「「せーの」」
その合図で共に2錠を飲み下す。
毒の味はなんだか覚えのある甘さがあった。
水もなく飲むのは苦労したが胃に落とすと彼が俺の手を握る。
「横になろうや、眠くなったら何時でも眠れるように」
その言葉に頷いて硬い床に横になった。
冷たい床と対照的に彼の手は温かい。
指を絡めて彼の存在を確かめる。
「来世は一緒になろうな」
俺がそう微笑み掛けると彼は悲しそうに笑った。
最期なのに、どうしてそんな顔をするのだろう。
そんな疑問を抱きながら俺達は眠くなるまで会話を続ける。
外が少しずつ暗くなってきた時、瞼が唐突に落ちてきて開けていられなくなった。
彼も何度もゆっくり瞬きをして睡魔に耐えている。
「……おやすみ、ロボロ…」
俺が声を漏らすと彼は笑った。
「あぁ…おやすみ、シャオロン…」
その声は震えていた。
意識が深く深く落ちていって。
深く深く鉛のように重い体がコンクリートの床に溶けていく。
息が上手く出来なくて苦しいけれど、手のひらだけは温かい。
まるで酸欠を起こした時のように視界が眩む。
俺は。
柔らかな日の光で目を覚ました。
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ぽっとけーき(プロフ) - ここでのリクエストは更新停止中の続編(https://uranai.nosv.org/u.php/novel/hana2006094/)に書かせて頂きます (8月5日 19時) (
レス) id: 300a10b231 (このIDを非表示/違反報告)
けちゃっぷ - グロい系は地雷なのでその辺よろしくお願いします！ (8月5日 0時) (レス) id: ab3c60d0f5 (このIDを非表示/違反報告)
けちゃっぷ - 初コメ&初リク失礼します！syo×siがみたいです... ちなsiさんは受けでお願いします！ (8月5日 0時) (レス) id: ab3c60d0f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミール - クロノアさんが攻めのトラゾーさん受けがみたいです！！ (7月23日 19時) (レス) id: 9c2c150933 (このIDを非表示/違反報告)
憐華 - ぽっとけーきさん» わかりました………！ありがとうございます、！！ (4月26日 0時) (レス) id: fab616ee26 (このIDを非表示/違反報告)
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