カタオモイ。【片寄涼太】

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Aside





私と涼太は同じ高校に入学した。




私が着いてきただけみたいだけど、、、




涼太が「高校でもぼっちちゃんは可哀想」って。




優しいのか優しくないのか笑




クラスは奇跡的に同じ。席は少し離れたけど私の斜め前の前だからいつでも涼太が見える。




気持ち悪いかもしれないけど
嬉しいの。すごくすごく嬉しいの。




入学して1日目、同じ中学だったのは涼太と私だけで周りはみんな知らない人だった。




涼太は早速友達作ってたみたいだけど。




私は隣の女の子と少し話したくらい。そこまで仲良くならなかった。



私には涼太がいるからって。
そんな根拠の無い自信に満ち溢れて。




『涼太、友達できるの早すぎ』




涼太「お前が遅すぎるだけ」




『だって何話せばいいのかわかんない....』




涼太「なんでもいいんだって。いつも俺らが話してるみたいなことで笑」




『....たとえば？笑』




涼太「好きな曲？とか」




『なるほどー笑』




涼太「女子どうしの会話とかよくわかんねぇけど笑」




『涼太がいれば友達いらない気がしてきた』




涼太「........え？笑」




『あ！ごめん、冗談。冗談！笑笑』




急に反応してきたりすると
私の心臓ドキドキしすぎて飛び出そうなんだよ？




“え？”っていう声も




顔を覗き込んでくる感じも





ふふって鼻で笑うのも





全部全部すきなんだよ！！！




入学して1日目は今まで通りで楽しかった

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