story29 ページ28
私は2日間学校を休んだ。
晴に会いたくなかった。
今日返事をしなければならない。
夜でもいいってパパは言ってくれた。
今日は音が心配して水族館へ行こうと誘ってくれた。
音「Aー!」
『音心配かけてごめんね?天馬くんもきてくれたんだね』
天馬「音が心配してたぞ。水族館いこうか」
水族館に着くとはしゃぎながら水槽を見る音と天馬くん。
その時、周りの人たちがザワザワし出して。
気になって流れについていくと、何かを囲むように人が集まっていた。
そしてその中心にいるのは、
めぐみ「お疲れ様でした!ありがとうございました」
撮影をしていたらしいメグリンの姿。
天馬「西留めぐみ、だっけ?すごい人気だね」
音「…だね。」
『ねぇ!音と天馬くん、やっぱりあっちに行こ」
このまま行ったら鉢合わせする。
こんなときメグリンに会いたくない。
でも神さまは意地悪した。
『で…、何の用ですか?』
めぐみ「この前見たんだ、晴くんと話してるところ」
『え…?』
めぐみ「あのあと、晴くんの落ち込みっぷりが半端なくて」
『そんなこと私に言われても…』
めぐみ「でも…」
『もういいですか?時間ないので』
めぐみ「その方は…彼氏さん、ですか?」
「…音、天馬くん、行こう」
めぐみ「あ、ちょっと待って…!最後に確認だけさせて。私、あのあとから晴くんのことが頭から離れなくて…ここが苦しいの」
そう言って胸に手を置く。
めぐみ「私ゲームでしか恋したことなくて、リアルな恋が分かんないんだ。けど……このまま晴くんのこと、考え続けてもいいですか…?」
メグリン。やっぱ晴のことすきなんだ。だから学園まで来たのね
『ご自由にどうぞ。私には一切関係ないことですので。私はただの幼馴染です』
めぐみ「良かった…、ありがとう!あ…ありがとうって変か…」
これで私はけじめがついた。
お見合いをする。
『今日は2人ともありがとうね!私悩みがあったの。でもね、解決した!2人のおかげだよ!ありがとう!』
音「悩み?なんかあった?」
『もう大丈夫!音!私もしかしたら学園辞めるかもしれない。』
音「Aなに言ってるの??」
『まだいまは言えないの。言える日になったらいうわ!その時はもちろん天馬くんにも!
私数日学校休むから!ごめんね?じゃあね!また行くとき連絡する!』
音、ごめんね。
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ト音記号 - 面白かったです! season2も見ます! (2018年8月4日 9時) (レス) id: 3d84ac0722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cana | 作成日時:2018年7月11日 21時