IF-e1 ページ16
総悟side
オレとAは幼なじみ、といったところ
ぼろ寺子屋でそだった
小さい頃からいじめられていたA。
そいつは肌も髪も色素が薄く、目は綺麗な赤い色。
初めてあった時は気味が悪いとか怖いとかそんなもんじゃなく、ただ純粋に綺麗だとおもったんだ
まぁ、オレよりも異色な存在ができた寺子屋では、相手は女の子だというのに子供がよってたかって…
ひっでぇもんだ
最初はいじめのターゲットが自分からそいつにかわって、すぐオレになるかとおもってた
でも、そいつのあまりの無抵抗さに楽しいのだろう。
新しいおもちゃを、しかもほとんど自分の好きにできるおもちゃ。
それはそれは楽しいことだろう。
でも、オレは楽しくないしむしろ胸クソ悪い
どうやってこうやって助けようか
どうやって…話しかけようか…
1日の大半そんなことを考えて(サボり)過ごした
だが、あの色素薄い絹のような髪がきられるのを目の前で見た瞬間
オレは竹刀を握っていた
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軽い設定
捨て子、貧しい子、孤児、、
そんな子供たちが学び、住んでいる、今で言う孤児院みたいな寺子屋
Aも総悟も身寄りがいない
総悟は剣の才能が開花寸前
Aは…
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作者名:沖田 菜李 | 作成日時:2018年3月9日 10時