卒業�◆織泪�ジェ ページ28
翌日、Aさんは事務所の食堂でマークと会った。Aさんは可愛い弟のようなマークを前に目を輝かせた。マークは自分に駆け寄る先輩を見て、犬みたいだなあと思った。
「まくたん〜！今からご飯？」
「はい。ヌナもですか？」
「うん！みんなは？」
「まだ練習室です。俺は朝食べてなかったんで腹減っちゃって」
「そっか！じゃあ一緒に食べよう！」
マークは、相変わらず食いっぷりのいいAさんを見て感心した。普段自分の食べ物は死守すると有名なAさんだが、彼女にとってマークは大切な赤ちゃんのような存在。すかさず自分のプレートからマークが好きそうなおかずをあげるAさん。ああ〜大好きなチキンまであげちゃって。俺がいたら全部Aヌナにあげるのに。
「Aヌナ、俺はこっちがあるんで大丈夫ですよ。ヌナが腹減っちゃうじゃないですか」
「私はいいのいいの。まくたんにあげたいからあげるのです。沢山食べて大きくなるんだよ〜」
「もう…俺はもう子供じゃないですよ。高校だって卒業したんですから」
マークがそう言った途端、Aさんはハッとした。“卒業”と聞いてAさんが思い浮かぶのは、マークがDREAMを卒業するということだ。さっきまで美味しそうに頬袋に食べ物を溜めていたAさんが急に目を潤ませるので、マークは焦って彼女の顔を覗き込んだ。マークには男兄弟しかいないので、女性の気持ちがわからないようだ。
「Aヌナ？泣いてるんですか…？」
「いや…泣かん」
「でも涙が」
「ううん、これは違うの！涙はまくたんの卒業まで取っておくの！」
ああ、俺だったらすぐにAヌナを抱きしめて、泣いていいですよって言うのに…。わかってますよ、ちゃんとシナリオ通りにしますから。マークは卒業…？と考えた後ピンと来たのか、DREAMのことですか？と尋ねた。Aさんは深く頷く。
「私どりむちゃん大好きだったから寂しくてさ…もうまくたんがローラースケートして踊ってるの見られないんだよね」
「そこですか？言われたらいつでも滑りながら踊りますよ」
「え〜まくたんそこまでしてくれるの？もうほんといい子なんだから」
よしよしとマークの頭を撫でるAさん。照れくさそうにされるがままのマークも勿論可愛いけれど、ふわふわ笑うAさんの可愛さといったら…ああ、もうだめです。ちょっと俺行ってきます。(ジェヒョンくん！？ちょっと待って！誰が解説するんですか！？)
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おはむ(プロフ) - ななさん» ふおおおおお！！！！コメントありがとうございます！！！主人公ちゃん大好きなジェミジェノ可愛がってくださ〜い！！！！！！ (2018年9月2日 15時) (
レス) id: 2d185c5da6 (このIDを非表示/違反報告)
なな - ふおおおおおおおおお！！！！！！！！ジェミジェノおおおおおおおおお！！！！ (2018年9月2日 15時) (レス) id: 5103d36a5b (このIDを非表示/違反報告)
おはむ(プロフ) - maki109606さん» そんな風に仰って頂けて、とても嬉しいです…！！ありがとうございます！！！maki様は韓国語も堪能なのですか？憧れます！無理せずに頑張りますね！ありがとうございます！！ (2018年1月4日 8時) (レス) id: a3bf7e6d69 (このIDを非表示/違反報告)
maki109606(プロフ) - いいえ。おはむさんの小説、とても面白いです。LINEの内容とかメンバーが本間に言いそうな言葉ばかりで。また韓国語で分からない言葉とか有れば言って下さい。あと、無理せずに更新して下さい。楽しみにしてます。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 1ffa870be9 (このIDを非表示/違反報告)
おはむ(プロフ) - maki109606さん» 丁寧にご指摘いただき、ありがとうございました…！今まで知らずに使っていたので、お恥ずかしい限りです…。訂正させて頂きます。本当にありがとうございました！！ (2018年1月3日 23時) (レス) id: a3bf7e6d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはむ | 作者ホームページ：http://twitter.com/tottoko__17
作成日時：2018年1月3日 13時
