君にハマって 君に溺れて ページ11
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「お前もう大丈夫なの？熱下がった？何で電話したのに出ないんだよ〜！俺めっちゃくちゃ心配したんだけど！」
「うるさ…」
「あー！うるさいって何だよー！なんか微妙に顔赤くね？無理して来んなよ！」
「大丈夫だってば」
耳元で大きな声を出しているミンギュくんに心底迷惑そうな顔をしているミンハオくん。
耳を塞ぎたそうだけど、その両手をミンギュくんがぎゅうっと握っている。
ソクミンくんといいミンギュくんといい、ミンハオくんが大好きなんだなあ。
大きな切れ長の目と目が合った時にこっちに気づいてくれたミンギュくんは、「あ！ごめん！お邪魔だった！？」と言ってくる。いえいえ、私こそハオギュ様のお邪魔をしてすみません…。
「そーだよ。今ミョウジさんと話してんのに、お前邪魔」
「わーごめん…ミョウジさん？あっ、思い出した！去年ソクミンと図書委員してたミョウジさんでしょ？」
「あ、は、はい…あの、何で…？」
「たまにソクミンから聞いてたんだよ〜優しくて親切な子がいるって！どの子か知りたかったから会えて良かった！」
「ソクミンくんそんな風に言ってくれてたんですか…」
「うん！下の名前はなんだっけ？確かー…」
「Aちゃん」
《キーンコーンカーンコーン》
予鈴と被さって聞こえたミンハオくんの声。
え？今、ミョウジさんじゃなくて、Aちゃんって…？
反射的にミンハオくんの方を見ると、笑っている。「当たり？」って顔をして。ああ、格好良い。何でこんなに格好良いんだろう。顔だけでなく全身が火照るのが分かる。心臓もドキドキを通り越して、バクバクする。
私、やっぱりミンハオくんが好きみたいだ。
「行かなくていいの？」
「…え」
「授業。それとも俺らとサボる？」
「…はっ！い、いいえ、あっ、失礼します！？」
後ろから「ころぶなよー」とまた笑っているミンハオくんの声。この前もこんなことがあった気がする。ばいばーいって手を振ってくれるミンギュくんの声も。
はあ、心臓が苦しい。熱い。全身が。
止まれ、間に合え、止まれ。
どうか止まって、うるさい私の心臓。
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自信ならおれがあげるのに→←君が放出する二酸化炭素に私はなりたい
ラッキー夏休みセット
スングァンくんと浮き輪
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おはむ(プロフ) - ハフィントンポストさん» コメントありがとうございます！！あまりこの二人メインの小説は無いですよね！そう言って頂けて嬉しいです(^^)チャイナペン様でしょうか？機会があればジュンくんも出せたらと思っています！ (2019年1月25日 21時) (
レス) id: c8a5407516 (このIDを非表示/違反報告)
ハフィントンポスト(プロフ) - 読み始めたばっかりなんですけど、ハオちゃんとハンソルんの名前見てww発狂しましたwwあまりこの二人の小説が無くて、丁度此処にいいものが見つけれて私は嬉しいです。 (2019年1月17日 20時) (レス) id: b852baaf97 (このIDを非表示/違反報告)
おはむ(プロフ) - とうふさん» お優しいお言葉くださいましてありがとうございます(ToT)そんな風に仰って頂けると、本当に頑張れます！！これからの恋の展開にご期待くださいませ(*^^*) (2018年3月10日 23時) (レス) id: 95a3bb9723 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ - すごく素敵な作品に出会えて感動しました。お話の雰囲気や文章の書き方など、とてもお上手ですね。更新楽しみにしてます。頑張ってください！ (2018年3月10日 0時) (レス) id: 51d4244c95 (このIDを非表示/違反報告)
おはむ(プロフ) - さめさん» はじめまして〜！言葉が出ないなんて…ありがとうございます（涙）とっても励みになります！！頑張りますね！！！(*^^*) (2017年8月27日 20時) (レス) id: b7e2fa196d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはむ | 作者ホームページ：http://nanos.jp/loveinidlenes00/
作成日時：2017年8月9日 17時
