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『教えてくれてありがとう。
お父さん、体調大丈夫なの？』
目黒「別に重い病気とかじゃねえから。ただ、1人じゃ出来ねえ事も多いからちょくちょく様子見に行ってんだよ」
『そうなんだ。…良くなるといいね』
聞いといてこんな言葉しかかけられない。
学校休んでまで通うなんて、学生の目黒蓮にはどれだけ大変な事なんだろう。
あんまり安易に聞いちゃいけなかったな。
目黒「何考えてんのか知らないけど。
別に俺自分のこと可哀想とか思ってねえからな。
俺が自分でやってる事だし」
『え？』
目黒「顔に出てんだよ。勝手に俺のこと決めんな」
目黒の言葉に、胸が痛くなった。
私が思ってるより目黒蓮は大人なんだ。
…多分私に気を遣わせないために言ってる気もしたから。
目黒「で？」
『…ん？』
目黒「俺喋ったんだから、お前の事情も教えろよ」
私の事情？
何のことを聞いてるんだ。
目黒「しょっぴーに言われたんだよ。羽鳥も一年時はサボり魔の睡眠魔だったって。お前と俺は似てるって」
…はぁ？！
サボり魔の睡眠魔ってどーいうフレーズよ。
うちの家の事情は若菜以外知らないし、バイト漬けだった事も渡辺先生にも学校の誰にもバレてないはずだ。
確かにバイトのせいで眠すぎてちょいちょいサボってたけど。
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mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。何回も読んで頂けるのはとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2022年9月25日 12時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - はじめまして。康二くんのお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。新作も楽しみにしています！ (2022年9月25日 12時) (レス) @page7 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年9月24日 9時
