健人さん ページ6
【喫茶店】
A「どこやろ…」
健「あ、こっちだよ！」
A「あ、お…
待たせしてすみません…
健人さん…」
健「ううん、俺も今来たばっかだから大丈夫
それより、Aちゃん、
飲み物はアイスティーで良かったっけ？」
A「はい…よく覚えてますね…」
健「職業病でさ(笑)
Aちゃんとお昼に会うなんて新鮮！
てか、相変わらず緊張してるね？
もういい加減俺に慣れてよ(笑)」
A「ご、ごめんなさい…
うち、あまり男の人に慣れてへんくて…」
健「本当？
それなのに、良く俺のとこに来れたね
俺の職場、ほぼ男しかいないんだけどw」
A「そ、それは勇気を振り絞って…
ノゾムの為なら…(小声)」
健「………(声が小さくなるAを見て)
そんなに、そのノゾム君って人が大切な人なんだね」
A「………はい
あの、それで、お呼び出ししたのは
ちょっと聞きたいことがあって…」
健「うん、何？(微笑む)」
A「(うっ…)以前お話したユキさんについて
幼なじみの健人さんに詳しく聞きたくて…」
健「ユキのこと？
俺はもっとAちゃんの事が知りたいけどなー」
A「……………(固まる)」
健「あ、ごめんごめん！(笑)
余計に固くならないで！冗談だよ！
ユキの話しね？いいよ！何が聞きたい？」
A「……あ、あのユキさんに兄弟とかいましたか？」
健「うん！いたよ！5つ離れたお兄さんがね！」
A「(ハッ)お兄…(ハァハァ)(冷や汗)」
健「ちょっ、大丈夫？凄い苦しそうだけど」
A「だ、大丈夫です…(ハァハァ)
あの、それで、そのお兄さんとは…」
健「あー…
小さい頃はさ、2人とも凄く仲よかったんだけど
あるきっかけで、兄貴の性格が変わっちゃって…
しかもその性格のせいで、まさかあんな事になるなんて」
A「あんな事って…？」
健「(周りを見渡して…)
あんまり大きい声では言えないんだよね…
この話、世間に公表してなくて
俺が直接ユキに聞いた事だから」
A「それを良ければ…(ハァハァ)」
健「んーそしたらさ…
(Aの耳元に近づいていて)
今日の夜、このホテルに来てよ
教えてあげるから」
A「ホテル…」
健「うん
ノゾム君の為なら…でしょ？(笑)」
A「……」
健「まぁ、連絡待ってるよ(笑)じゃっ」
A「(のんの為…)」
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y0shin0(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2022年8月13日 7時) (
レス) id: 6acece1f2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�霆鼎覆� | 作成日時：2021年7月25日 19時
