濱家にハマる日々【かまいたち】 (ページ42)

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𝟒𝟐 𝐇 𝐬𝐢𝐝𝐞 ページ42

濱家今日YouTubeでちょい遅なるかも

昼頃移動中Aに送ったLINEが既読にならへんまま収録が終わりスマホを睨む

『Aまた返信こーへんわ』

山内「お昼寝してんのちゃうん」

『昼からずっと見てないねんで、そんな事ある？』

山内「濱家がなんかしたとか」

『なんもしてないわ、、あれかなー、』

山内「なに？」

『A今日ずっとくしゃみしてたから風邪ひいてんかな』

山内「それで寝てんのちゃうん、1回電話してみ」

『さっきもかけてんねんけどなー、、』

言われるがままに電話をかける

『出えへんわ』

山内「え、大丈夫なん倒れたりとかやないん」

『ちょ、樺ちゃん、俺今から一旦家帰るとか出来ひん？』

山内の言葉に一気に血の気がひいた俺はすぐにマネージャーの樺澤に聞く

樺澤「んー、もう後30分くらいで収録始まるんであれだったら私行ってきましょうか、里村スタジオ行かせるんで」

『頼んでもええ？これ鍵やからなんかあったらすぐ連絡して』

樺澤「了解です」

俺は樺ちゃんに家の鍵を渡しAの様子を見に行かす

その後すぐに収録が始まり落ち着かへんままなんとかやり遂げた

すると終わってすぐに樺澤の後輩である里村が走って俺に駆け寄ってくる

里村「濱家さん、！Aさん家で頭から血出て倒れてましたって樺澤さんが！！』

え、？

倒れてた、？血ってなんなん？、

隣に居た山内も俺も状況が理解できんまま立ち尽くす

里村「救急車呼んで今急患の病院に運ばれたらしいです

タクシーもう呼んでるんで濱家さんそのまま行ってください」

頭よりも先に身体が動いた俺はすぐに局を飛び出しタクシーで病院へと向かった

樺澤「濱家さん、！」

病院に着くとロビーに居た樺ちゃん

『Aは？？』

樺澤「今処置してもらってます

私が行った時既に意識なかったんですけどこめかみの所にちょっと深めの傷があってその処置を。

多分運ばれた時にも大分熱があってそれで倒れてしまった時に頭を食洗機の角に打ったみたいで、」

ずっと心臓がはち切れそうなまま樺ちゃんの話を聞くも

何も言われへんままただボーッとAを待ち続ける事しか出来んかった

アナウンス「濱家さーん、濱家Aさんのお連れ様、

4番にお入りください」

俺は深呼吸をし樺ちゃんと一緒に診察室へと入った