𝟏𝟗 ページ19
時刻は8:20
明日はなんとなんと濱くんのお誕生日です
そんな主役の濱くんは既に朝番に行き帰ってくるのは日付を周った誕生日の11/6
本当は明日の夜にお祝い出来たら良かったけど明日は芸人達と呑みに行くだろうと思い少しフライング気味、、でも丁度帰りは日付変わってるし誕生日なのに変わりはないし!
"行ってくるで"と頭を撫でられたのは夢だったのか分からないほど意識が無かった私はあったかい布団からやっと出て洗面所で顔を洗う
早起きして夜ご飯やら飾り付けやらをしようと気合い入れで頬を叩く
そして1番気合いが入ってるのはコレだ、、
寝室のクローゼットの上の奥に隠していた大きなGUUCIの袋と一緒に置いていた手紙を取り出す
『よくバレなかったな〜、、』
1人で感心しつつもリビングに運び、買ってきた風船なども取り出す
『濱くん喜んでくれるかな、、』
そんな期待を寄せながらも沢山の風船を膨らまし飾り付け、ソファーにプレゼントと手紙を置いた
『よし、プレゼントと飾り付けは完璧
次は、、ご飯!!』
今日は濱くんの好きなお寿司、、は流石に握れないから手巻き寿司とハンバーグ、スンドゥブとりあえず濱くんが好きな物を作る予定
結婚する前まで料理は得意じゃなかったし逆に濱くんが私にお弁当を作ることが多かった
そこそこ人並みの料理も出来るようになって最初の頃は濱くんとご飯食べる時いつも緊張してたけど
その頃から濱くんは私が作ったご飯はなんでも"美味しい"と言ってくれる、、
外で食べてくる用事があっても帰って来てご飯を用意してある日は絶対に食べてくれる
こんなデキる男が居て良いのだろうか、、ひき肉をこねながらそんな事を考えた
なんとか全部作り終え、後は濱くんが帰ってくるのを待つだけ
時刻は21:43
普通の家庭から見ればビックリするかもだけど22:00を過ぎることはザラにある
ソファーに座りぼーっと待つ私
あ、やばい、、眠いかも、、
突然襲ってきた睡魔に慌てて頬を叩く
時刻は22:24
がんばれ、、頑張れわたし、、あともうちょっと____
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作者名:ine | 作成日時:2022年1月7日 5時