sweet...67 ページ20
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『大丈夫。
大丈夫だから。』
元「大丈夫じゃねぇだろ。
熱、あるんじゃね？」
そう言って手を伸ばしてくるハジメ。
『大丈夫だってば！』
その手を思いっきり払い除けてしまった。
『もうハジメは心配しすぎなんだって！
今日も、昨日のことだって、、、
正直、ありがた迷惑なの！
私のことはほっといてよ！』
元「、、、分かった。
けど無理だけはするなよ。」
ラ「店長、、、」
もうそこからは空気が最悪。
でもそれで良かった。
余計な心配されたくないし、
かけたくない。
私のことも、
照のことだって、、、
ー
午後7時。
予約の人はみんな来て、
店頭分も残りわずかとなった。
ライカちゃんには上がってもらって、
ハジメと2人きり。
気まずい空気になりつつも、
なんとか乗り切って
もう閉めようかな
と一息ついてたら
カランカラン。
『いらっしゃ、、、』
「A、、、
昨日はごめん。ほんとごめん！」
『照、、、』
会いたくてしょうがなかった、照の姿。
『私こそごめん。』
って言おうと思ったら。
元「お前何しに来たの？」
って後ろからハジメがきて
私を隠すように前に立った。
照「謝りにきた。」
元「は？いまさらなに？」
照「てか、、、あんたには関係ないよね？」
元「っ、てめっ！！」
照の胸ぐらを掴むハジメ。
『ちょっと！ハジメ！
やめて！！』
照「Aにはしっかり謝る。
でもあんたには関係ないし、
入ってきてほしくない。」
元「ふざけんなっ！」
『ちょっとやめてってば！
っつあ、、、あ、れ、、、』
ハジメを止めようと
腕を持ってたはずなのに、
目の前が歪んで、
ぐるぐる回ったと思ったら、
そのまま真っ暗になって、、、
バタン
照「え、、、A？
Aっ！！！」
元「A！！」
そのまま意識を失って倒れてしまったみたい。
照「え、あっつ！！
すごい熱、、、」
元「、、、こいつ
今日１日無理してたから、、、」
照「とりあえず上に運びます。」
元「お願いします。
店閉めて、氷持っていきます。」
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作者名：Aym:) | 作成日時：2022年5月20日 22時
