〔 短編集 〕 俺とあの子とあれやこれ 〔 銀魂 〕

求婚 〔 ショート×ショート 〕 ページ20

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《 坂田銀時の場合 》





「 毎朝俺に パフェ、作ってくれませんか 」





『あ、お味噌汁じゃないんですね』と笑う愛しいゆきを力いっぱい抱きしめるのが坂田。









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《 志村新八の場合 》








「 いつも守られてばかりの僕だけど.. 」



「 これからは僕が、キミを守るよ 」






嬉しそうにわざとらしく目を瞑るゆきに、顔を真っ赤に染めながら唇を重ねるのが新八。









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《 土方十四郎の場合 》





「 俺と結婚してくれ 」



女子の憧れ、指輪の箱パカｯされてゆきちゃん号泣。「な、なに泣いてんだよｯ 」テンパりながら不器用に頭を撫でる。結局いつもと変わらねーじゃねぇかと思いながらも、この小さな幸せの時間に自然と笑が零れるのが土方。









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《 沖田総悟の場合 》






「 どーせ貰い手いねぇんだろｨ 」


「 仕方ねぇから俺が貰ってやりまさｧ 」




「 あ？ｯﾁ.. だから__ 」








「 嫁に来いって言ってんだ 」







鈍感なゆきちゃんに最終的には言わされる。
「ぜってーこっち見んな。見たらぶち殺す」照れ隠しに、ゆきちゃんの顔を自分の胸に押し付けるのが沖田。









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《 桂小太郎の場合 》






「 俺は追われてる身だからな 」


「 外出などと人並みの事はしてやれないだろう。だが.. 」







「 この命尽きるまで、貴殿を愛することを誓おう 」







ゆきの手を握りながら、一言一言を大切に告げる。
『 命尽きるまで、ですか？ 』と意地悪に問うゆきに、「 尽きたあとも。何百年も何千年もだ 」ゆき殿には敵わないなと笑うのが桂。









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《 神威の場合 》








「 俺との子供産んでよ 」








原始人並にド直球。
『女なら誰でもいいんじゃないですか』とカマかけるゆき。「 アンタ以外興味ないって、何回言えばわかるの ？ 」笑顔で壁に追い詰めるのが神威。









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《 高杉晋助の場合 》






「 俺についてきなｧ 」




『 どちらへ？ 』




「 ..随分と達者になったじゃねぇか 」






わざと首を傾げるゆきをベッドに組み敷き、

耳の淵をなぞるように甘い声で囁く。






「 一生可愛がってやらｧ.. 」








どこまでも18指定な晋助様。







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