続き ページ27
御館様が退出してから数分。
──私は、柱に囲まれていた。
何言ってんのかちょっとよく分かんないだろ?大丈夫だ私も分かってない。
まぁ、文字通り囲まれてるんだが、よく考えてみろ。私の身長が今143cm位だ。そんな私の周りに、約2mもの壁がある様なもんだ。怖いだろ?
?「皆さん、Aちゃんが困ってますから一旦離れてあげてください」
女神かと思った。
────────────────
『ありがとうございます、えーっと…』
カ「私は胡蝶カナエ、花柱よ!よろしくね、Aちゃん!」
『はい。よろしくお願いします、胡蝶殿』
カ「敬語はいらないわ!私、女性の柱が来てくれてとても嬉しいの!」
『そ、そうか。なら、遠慮無く。よろしくな、胡蝶』
何か、凄いほわほわした雰囲気の人だな……
カ「あっ、折角だから、私が他の柱の紹介するわね!」
『あぁ、助かるよ』
そうして胡蝶は、次々と柱の人達を連れて来ては挨拶させてくれた。皆、見た目によらずいい人だな。
なんか派手な髪色した男は、代々炎柱の家系の人間らしい。息子がいるそうで、見た目によらず優しかった。
そして、最後に連れて来たのは、さっきから私が気になっていた数珠を付けている男だった。
……高ぇよ
カ「この人は悲鳴嶼行冥さん!岩柱よ!」
悲「悲鳴嶼だ。よろしく頼む」
『はい!よろしくお願いします、悲鳴嶼さん』
悲「…こんな子どもが命を掛けるなど…可哀想に、南無阿弥陀仏」
エッ、なんか凄い泣いてるけど大丈夫なのか!?
カ「あ、気にしないで!これが通常運転よ」
通常運転!?これが!?
やっぱり柱って、変な人多いな……
悲「……それにしても」
『何です?』
悲「あの日比谷が認めるとは…相当強いのだろう」
『そうなんですか?確かに化け物並の強さとか言われましたけど…』
カ「あー…日比谷さんの修行内容って、凄くキツいですものね…稽古でも、何人もの隊士が逃げ出しましたし……」
悲「彼奴は加減を知らん。柱でも、日比谷の修行は耐え難いものだ……」
そんな辛いのか?というか、柱でも難しいって…全盛期の師範怖いな。何したんだよ
これが、私と柱達との初対面だった。
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小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時