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神室が泣き止むと、今度は石切丸も一緒にまたあやとりをし始めた。
すると、突然神室の身体が浮く。
｢えっ…えぇぇぇぇ！？｣
徐々に身体が透けていく。
｢神室殿！｣
｢神室ー！｣
｢一体何が…！｣
最後に消えそうになった時、誰かに手を掴まれた。
｢神室！｣
｢伽羅ちゃん…！？｣
木から飛び込んで来た大倶利伽羅は、神室の手を掴み一緒に消えていった。
｢大倶利伽羅殿まで…！｣
｢せっかくあえたのに…｣
今剣が落ち込見始めると、石切丸が彼の頭を撫でた。
｢もしかすると、顕現されたのかもしれないね。｣
｢それは…｣
一期一振が、苦しい顔をする。
実はこの白き空間、前任によって折られた刀剣が集まる場所なのだ。
神室はそこに、なぜか飛び込んでしまったのだった。
｢私は彼らが心配でなりません。少しの間とはいえ、妹のような存在だった神室を、あの女のところに行かせるなんて…｣
｢そうだね…大倶利伽羅君、神室を頼んだよ…｣
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小枝(プロフ) - あーさん» ご愛読ありがとうございます^^* (2019年5月12日 15時) (
レス) id: 8af81dc1b3 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - とても面白いです^^*。更新待ってます！頑張ってください！！ (2018年6月6日 11時) (レス) id: 9daba1a21a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小枝 | 作成日時：2017年8月4日 1時
