01 告白現場に遭遇する確率は1%以下らしい ページ2
壁が冷たい。
1年6組、男子バレーボールマネージャー。その名は双葉A。
そうそれ私。
そんな私と触れ合っている壁は、ほどよく冷たくて気持ちいい。
べつに好きで触れ合っているわけではない、断じて。
で、何をしているのかと言えば、壁の向こうの数メートル先で繰り広げられている光景を凝視している。
「来てくれてありがとう。伝えたいってのはその…あたし、前から花巻くんのこといいなって思ってたんだけど…この間の練習試合見てかっこいいなって。好きです!付き合ってください!」
「ありがとな。でも悪い、今は部活に集中したいんだ。ごめんな」
「…そっか、ありがとう!部活、頑張ってね!」
きゃはーーー!!!
生告白初めて見た!!!!!!!!!
いや違うそうじゃない。なんだ部活に集中したいって。おととい彼女欲しいって言ってただろ。
花巻貴大。3年3組男子バレーボール部員。通称マッキー先輩である。
「おい」
『おっふぉああああいびっくりしたア』
「いやこっちがびっくりしたわ変な声出すなよ!てか覗き見なんて趣味わりいな、変態か?」
マッキー先輩がいつの間にか私の背後にいて、私をディスってくる。
『違いますよ!たまたま通りかかったんですぅ』
マッキー先輩には隠れ本命が多いことを、私は知っている。
そして唐突だが私には好きな人がいる。
最初に言っておくがマッキー先輩ではない。
こんな前髪短くない。
私の好きな人は1ミリも私に興味なさそうで、興味が無いからきっと私の好意にすら気づいていない。
02 モテる方法はモテる奴に聞くのが良いと言うがスペックモテの奴は参考にならない→←設定
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作者名:白米愛好家 | 作成日時:2026年3月7日 5時


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