解決策 ページ9
「とにかく!そういう訳だから癒やされたくて来たの。」
「……俺にユニーク魔法使えってか。」
「どうかこの通り4徹のこの身にお慈悲を……!」
「はぁ〜……わかった。相当キてるみてぇだから十分だけな。」
そう言ってジャックは狼になってくれた
「ありがとう〜!」
オバブロ事件以来に見る狼姿はフッカフカのもふもふで温かかった
どうしよう滅茶苦茶癒やされる
「じゃっくぅ……十分たったら起こしスヤァ……」
「ね、寝やがった……」
そのまま僕は意識を飛ばした
久々の睡眠は心地よく幸せだった
ーーーーー
「あ"ー腰がイカれる……毎晩毎晩あっちこっち子供達の家を訪問して登らせてあげるのもそろそろ限界かな……登らせてあげるだけならまだしもそれが長時間色んな場所にってなるともう無理かも……」
『ラドル、いいか?よく聞け?それが普通だからな?』
「わかってるけどさ……折角来てくれた子達を悲しませたくはないでしょ?」
バキボキと骨を鳴らしながらまたも徹夜をした僕はVIPルームへと向かった
何でも相談事がある様でMAIN画面を見ながら僕はため息をついた
「変に期待されてるからこの騒動を何とかしてくださいとか言われたらどうしよう……流石にそんな力はないし……」
『そうなったらいい加減にしやがれって怒鳴ってやれ。』
ケケケと笑うランドールに僕は呆れる
それができたら苦労しないよ……
そう思いながら扉を開けるとニッコニコの寮長達が待っていた
……嫌な予感しかしない
「おはようございますラドルさん。」
「おはようございます……会議の方はどうでしたか?解決の目処はたちましたか?」
「えぇ。それはもう万全に!」
「そうですか……ならもう少し無理をする必要がって待ってください今目度がたったとおっしゃいました!?」
「はい。」
「あはっ!うなぎちゃん変な顔〜。」
笑う三人に僕は愕然とする
この数日全く手も足も出なかったというのに
いったいどんな策を……?
「今回、最終日のパーティーまでにマジカメモンスターがいなくならなければ中止という形になってしまう事になりまして。そうならない為にもマジカメモンスターの皆さんには自主的に、あくまでも自・主・的に!立ち退いて頂こうという事になりまして。」
「はぁ……それできるんですか?」
「ラドルさん、考えても見てください。ハロウィーンはゴースト達が活発になる時期です。つまり、偽物に紛れて本物が現れてもおかしくはない……そうでしょう?」
ニヤニヤする副寮長に背筋がゾクゾクしてくる
とてつもなく嫌な予感がするんだけど……
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リゼ - またたびはまたさん» 続きをお恵みください!お願いします! (2022年9月7日 15時) (レス) id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - 続きをお恵みください!お願いします! (2022年7月27日 8時) (レス) @page35 id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - またたびはまたさん» ありがとうございます!励みに頑張りますね! (2022年6月14日 19時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
またたびはまた(プロフ) - 3枚目失礼します!これからも更新頑張ってください! http://uranai.nosv.org/img/user/data/a/b/0/ab06fd1e3d0ca81260806a2186d7b3da.jpg (2022年6月14日 17時) (レス) id: 0846684c6a (このIDを非表示/違反報告)
またたびはまた(プロフ) - イラストかけました!文字数制限があるので2,3回に分けてコメントさせていただきます! http://uranai.nosv.org/img/user/data/b/6/1/b6176f6e6f230704bddd05aed4a79b3a.png http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/e/36e1f1aab5fa3f7ed26476f53b74cfb3.jpg (2022年6月14日 17時) (レス) @page33 id: 0846684c6a (このIDを非表示/違反報告)
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