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そか。 ページ24

Aは隣に立つイルミに抗議の目を向ける。
しかし、イルミは動じない。

イル) で、隣がじいちゃんの親父。(( …曽祖父か!
お前が会うのは初めて?

A) 多分な!!俺は、あの爺さんを知らないからな!!名前は?

イル) マハ。(( あ、お前が答えるんだな?

Aは目の前の自分より身長の低い2人をマジマジと見つめる。
そこで、シルバの声がした。
イルミが無線機の音をスピーカーにしたのだ。

"イルミ、結局つれていったのか。"

イル) うん。暇そうだったし。

A) それって、俺の事言ってんのか?!
シルバ!言っとくけど、お前の息子は俺を強引に抱えて着いてこさせてんだからな!!

"…フッ 元気そうでなによりだ。
親父とも話すか?"

A) ゼノもそこにいるのか?
いや、別に話すことねーから変わらなくていいけど…

"連れないやつじゃのォ。
ジジイの話には付き合いきれないというのか?"

A) うわ、また面倒くさそうだ…(( "何だ?"
いや、何でも?ゼノもシルバも元気そうだな!!

"まぁな。
そこにいる、わしのジジイが元気なうちは死ねんわい。…まぁ、たまには顔を見せに来い。A。"

A) ああ!キキョウの美味い飯とミケに会いに行くな!(( は?俺に会いに、でしょ?
いや、違うけど…

"…A…?(ボソッ)"

A) ん?今、誰か喋ったか?

無線機を通して、ノイズのように小さく名前を呼ばれた気がして、Aが無線機に話しかける。

A) ゼノ?なんか言ったか?

"…いや、わしらは何も言ってないわい。
空耳じゃて。"

少しの沈黙の後、ゼノがそう答える。

A) …?そか。
イル) じゃ、切るよ。ピッ

イルミが無線機の電源を切る。
同時に、Aの携帯が鳴り出した。
_
ゼノがシルバに電源を切った無線機を返す。
と、同時に2人の標的だった人物が大きく息を吐いた。

?) ハァー どーも。

ゼノ) 全く、あやつの聴力には驚かされるわ。
無線機越しにおぬしの声が聞こえるとはな。

?) ハハ 確かに。

シル) …話す気は無いのか。

?) いや、今、この場面に俺がいるってのがバレたくないだけ。
久しぶりに声が聞きたいって思ってたところだから、ちょうど良かった。

ゼノ) …うちのも大概じゃが、おぬしも相当拗らせておるのぉ。

シル) Aは特別な奴だからな。(( ほらな?
ゼノ) 息子までこうなってしまっては、あやつに逃げ道は無いかもしれんのぉ。。

ゼノはわざとらしく、標的だった人物に目線を送る。

すぐ、帰るから。→←俺も!あと少し!!



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設定タグ:HUNTER×HUNTER , 男主 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん!!ありがとうございます!!一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です!ちょっと本気で涙が出そうです!!私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです!!(迷惑だったらごめんなさい!) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます!やっぱりとても面白いです!十星押しときました!これからも応援してます!めっっっちゃ好きです!(唐突の告白) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロ | 作成日時:2020年2月5日 23時

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