完全にオレたちがターゲットだ。 ページ18
キルアは真剣な顔で話を続ける。
キル) ズシの打たれ強さだ。
あの試合、いくら倒しても起き上がってくるからちょっと意地になっちゃってさ。
A) …お前、まさか、本気出したのか？
Aの問いにキルアが頷く。
それに、ゴンもAもまた驚く。
キル) それでも、あいつは立ち上がってきた。モロにくらったのに。
A) …確かに、意志の強さだけじゃどう頑張ってもそこまで防御力はあがらないだろうな！！
キル) そう、だから、絶対他に秘密がある！
その夜、3人はそれぞれ浮かない様子で自分の部屋へ帰っていった。
_数日後
実況) ゴン選手、キルア選手、そして、A選手、3人揃って190階一発クリアー！！
3人はその後、未だ負け知らずで190階をクリアし、とうとう200階に上ろうとしていた。
ゴン) どんなとこかな？200階は。
キル) さぁな。オレもこっからは行ったことないからなぁ。
A) ワクワクするな！！
ﾁﾝ
エレベーターが200階に到着する。受付に向かう曲がり角を曲がろうとした時だった。
3人全員がその通路から嫌な雰囲気を感じた。
緊張が高まる。
ゴン) ｿﾞｸ(何だろう？！いきなり魔物が棲む密林に迷い込んだみたいだ！！ ただの真っ直ぐな通路なのに)
A) (これは…)
キル) 行くぜ、行ってやる！
キルアが意を決して前に進み出す。続いて2人も通路に足を踏み入れる。
前に進むほどに嫌な雰囲気が強くなり、3人を包み込む。
ゴン) くっ！！(だめだ…！！これ以上進めない！進みたくない！！)
A) …殺気だな。完全にオレたちがターゲットだ。(それに…)
キル) おい！！一体誰だ？！そこにいるやつ出てこいよ！！
キルアが叫ぶと、通路の脇から受付の女が顔を出す。
女は何ともないように案内をし始める。
受付) キルア様、ゴン様、A様ですね。あちらに受付がございますので今日中に200階クラス参戦の登録を行ってください。
今夜の０時を過ぎますと、登録不可能になりますので御注意ください。
ちなみに、200階クラスには現在173名の選手が待機しております。また、このフロアからあらゆる武器の使用が認められますのでお持ちになればどうぞ。
また、このクラスから原則としてファイトマネーは無くなります。名誉のみの戦いとなりますので納得された上で御参加ください。
ゴンとキルアは淡々と説明する女を不審そうに見つめる。Aは新しく与えられた情報を整理するのに専念していた。
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あくあ(プロフ) - 楽しかったです！更新待ってます。 (2020年1月7日 16時) (
レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - カ、カッケエ．．．．．！ 更新頑張ってクレメンス。 (2020年1月6日 18時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - あくあさん» あくあさん、4章に続いてコメントありがとうございます！！できる限り頑張ります！ (2020年1月4日 13時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - シロさん！更新頑張ってください！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年12月31日 12時
