お前らと出会えたことは奇跡なんだな。って。 ページ33
Aは期待の目を向けてワクワクしている。
ヒソ) ボクたちはりょだn((クロ) たまに仕事場が被る程度の知り合いだ。
ヒソ) ♡
A) 今、ヒソカ、違うこと言おうとしてなかったか?
クロ) いや?あぁ。こいつは物覚え悪いからな。また勘違いしているんだろう。
俺たちはただの知り合いだよな?ヒソカ。
クロロはそう言いながらヒソカにだけ圧を送る。顔は笑っているが心は冷えきっている表情だ。
ヒソ) …うん♦
ヒソカは自分の身を案じ、クロロに賛同した。
A) へぇ。って、ヒソカお前まだ嘘を!
やっぱりほかの仕事あるんじゃねぇか!
ヒソカはニッコリと笑った。
Aはそんなヒソカを見てムキーッと怒った。
クロロはそれを静かに眺めていた。
___
ヒソカはトランプでタワーを作っていた。
クロロとAはいつものように読書に没頭していた。
Aが読み終わった本を床に置き、伸びをした。
そして、2人を見る。
フフッ
自然と笑みが零れていた。
クロ) …どうした?
それに気づいたクロロがAを不思議そうにみやる。
A) いや、何だか、3人で静かに同じ空間に居座っているのがおかしくて。
皆、全く違う人生だったのに。お前らと出会えたことは奇跡なんだな。って。
そう言うAの表情は月明かりのせいか、いつもより優しくてとても儚く見えた。
クロロは美しいAの顔を見て、なぜか不安になり、本を置いてAを抱き寄せた。
Aは驚いたが、クロロの暖かい体温に安心して目を閉じた。
ヒソ) (うーん、入り込む余地無し♧)
___
クロロは眠りについたAをそっと横にし、特に布団のようなものがないため、自分の上着を被せてやった。
クロ) …ヒソカ。お前とは二人きりで話さなきゃならないことがある。
来い。
ヒソ) 夜のお散歩なんてロマンチックだね☆
その言葉を無視し、森の中へはいるクロロの後をヒソカは大人しくついていった。
____
ある程度Aから離れたところでクロロは立ちどまり、それに伴ってヒソカも止まった。
暫しの沈黙の後、クロロが口を開いた。
クロ) なぜ、ここに来た。
俺を追ってきたのか?
ヒソ) うん♦クロロが仕事の時以外に何をしてるのか興味があってね♠
ついてきてみたらビックリしたよ♣
まさか、あんな少年と過ごしているなんてね♡
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作者名:シロ | 作成日時:2019年11月3日 22時