そして成長していくのかなぁ(悟り) ページ23
レンタルビデオ屋の薄い暖簾にしても、本屋さんの肌色比率が高い本にしてもショッピングモールに自由に出入りができるようになった今では規制など出来ない←
「…まぁでも…」
彼等は神様であるが、そういったことを知らないわけではないし人の身を得た今食欲や睡眠欲だってあるのだ、色欲に限って無いなんてことはないだろう
「…まんばちゃん」
今でこそ赤い顔をしているチェリーボーイ(寒)だがその内あっという間に慣れるのだろうし、そっと温かい目で眺める
ちなみに自分はそういった…組んず解れつの経験はないのだが鶴丸や三日月で大分耐性がついた
…と言うか一つスルーしていたことがある。それはーー
一期「いきなり慌てて走り出して驚きましたよ山姥切殿…、あの程度大したことではありません」
暖簾の先を“あの程度”と言ってしまえる一期の意外性である。いや、全く動揺してないんですけどそれは…←
山姥「し、しかし…あのような…不埒だ!!///」
一期「ふむ…自分に自信がついてきた山姥切殿もその辺りの反応は変わらないのですね」
うんうんと頷くように呟く
山姥「何故戸惑わないんだ…」
一期「そうですね…別に珍しいものでもないと言いましょうか。長い年月存在すればあぁいうものもあると知識として理解しておりますから。解らないことは未だ自らが行ったことはない、という部分だけです」
山姥「ま、まぁ…確かに知らないわけではないが…」
一期「刀であった時、それこそ人の側にあり続けた私達です。目の前で行為が為されていた時もあったでしょう。けれどもそれをどうか思いましたか?何とも思わなかった筈です。私としてはそれもあれも同じだっただけですよ。…ただ、山姥切殿…私達は人の身を得ました、今では私達も“出来ます”。先程山姥切殿があれに被せて“見た”のは誰だったのでしょうか?」
山姥「…っ…お、俺は…///そ、そんなこと…そんな不義はしてないぞ?!///」
そうだ、あの厭らしい女人の姿にどうと思ったわけでもない。勝手に頭がAの顔に姿に変換したせいでどうしようもなく申し訳なくなり、反対に興奮もしたなんて罪深いと狼狽える
一期「さぁ?私には解りかねますな」
クスクス笑う一期の黒いこと黒いこと
山姥「…随分意地の悪いことを言うな…一期も性格が変わったのではないか?」
一期「はて…これが素ですかね?」
山姥「それは…恐ろしいな」
「なんかからかわれてる?」
少し離れた場所から二人を見ていたので細かい話は聞こえなかった
神聖化は押し付けである→←やっぱり知らなくても良いこともある
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雪 - 鶴丸さん寄りがいぃぃ (2020年11月27日 18時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珀錏 | 作者ホームページ:http://twitter.com/hakua422402
作成日時:2019年12月19日 1時