蝶の舞う呪い【呪術廻戦】

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パンダ「いやーすまんな喪中に」


許して、と手を合わせながら謝るパンダ

そして話を進める




パンダ「だがお前達に

"京都姉妹校交流会"に出てほしくてな」




釘崎「京都姉妹校交流会ぃ？」



聞いたことの無いワードに釘崎が復唱する

それに教えるように伏黒が答えた



伏黒「京都にあるもう一校の高専との交流会だ


でも二三年メインのイベントですよね？」




真希「その3年のボンクラが停学中なんだ

人数が足んねぇ


だからお前ら出ろ」



2年が話す事によると

交流会に参加する人数不足の為の参加提案らしい


それぞれの学長が提案した勝負方法を

2日かけて行うそう



パンダ「つってもそれは建前で

初日が団体戦、2日目が個人戦って毎年決まってる」



狗巻「しゃけ」




釘崎「個人戦団体戦って…


戦うの！？呪術師同士で！？」


驚いた声を上げる釘崎に

真希はニッと口角を上げて言う



真希「あぁ、殺す以外なら

何してもいい呪術合戦だ」



パンダ「逆に殺されない様、

ミッチリしごいてやるぞ」



そこで疑問が生まれた釘崎は構えるパンダに聞く




釘崎「っていうかそんな暇あんの？

人手不足なんでしょ？呪術師は」



その質問にいい質問ですねと

パンダは続けて口を開く




パンダ「冬の終わりから春までの人間の陰気が

初夏にドカッと呪いとなって現れる


繁忙期って奴だ」



真希「年中忙しいって時もあるが

ボチボチ落ち着いてくると思うぜ」



釘崎「へぇー」




真希「で



やるだろ？





仲間が死んだんだもんな」




伏黒釘崎「「やる」」



2人はその質問に迷うこと無く答えた


2人の頭には

自分と戦い命を絶った同級生が浮かんでいた




釘崎「でもしごきも交流会も

意味ないと思ったら即やめるから」


伏黒「同じく」




真希「ハッ」


パンダ「まぁこん位生意気な方がやり甲斐あるわな」




そして一段落会話が終わった所で

狗巻がパンダをつつく



パンダはそれに応えて振り返った




パンダ「どうした棘」



狗巻「おかかおかか！！高菜！！ツナマヨ！！」




狗巻はパンダに必死に何かを訴えかけている



真希「おーおー落ち着けよ

おい、お前ら」




伏黒釘崎「「？？」」


真希「A、今何処に居る？」

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