蝶の舞う呪い【呪術廻戦】 (ページ12)

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第3話命を操る女神ページ12

虎杖「1年がたった4人って少な過ぎねぇ？」

伏黒「じゃあお前、今まで

呪いが見えるなんて奴会ったことあるか？」

虎杖「……ねぇな」

伏黒「それだけ少数派(マイノリティ)なんだよ呪術師は」

五条に指定された場所で集合し

待つ間これから合流する1年の話をする2人

虎杖「っていうか俺が4人目って言ってなかった？」

伏黒「3人目の入学は随分前に決まってたらしいぞ

こういう学校だしな、何かしら事情があんだろ

あと俺がこの間話した同期のやつ、1人目

中学入学頃から

既にここに来る事は決まってた」

虎杖「マジで！？そんな事あんの！？」

伏黒「いや、普通には珍しい話だ

アイツがそういう家系ってのもあるが

その中でもずば抜けて才能があったから＿＿」

五条「おまたせー、おっ

制服間に合ったんだね」

伏黒が話すのを遮るように五条が遅れて合流した

五条が見ているのは

虎杖が着ている新しい制服

虎杖「おうっピッタシ！

でも伏黒と微妙に違ぇんだな、パーカーついてるし」

五条「制服は希望があれば

色々いじって貰えるからね」

虎杖「え、俺そんな希望出してねぇけど」

五条「そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん」

さも当たり前のように言う五条に

虎杖は少し固まる

虎杖「………ま、いいか気に入ってるし」

伏黒「気をつけろ五条先生こういうところあるぞ」

そう、彼にはこういうところがある

実際このせいでAの制服は露出があり

容姿もスタイルもまぁ最高に良いので

実は呪術師の中で隠れファンが居る

勿論Aもこの制服に不満を持ったので

自分で要らない露出を減らして

新しく申請し直したりしてたものの、

それは大抵、

五条にバレてなかった事にされた

それでも教師か←

伏黒「A先に迎えに行くんですよね

今はどこにいるんですか」

五条「渋谷の代々木公園の「バラ園」」

虎杖「渋谷…！！」

伏黒「なんでそんな所に…」

キラキラと目を輝かせる虎杖とは逆に

ため息をつく伏黒

それを軽くからかいながら会話を進める五条

そんな3人は

蝶の指揮者、"A"の居る目的地へ向かった