【僕だけが】unforgettable【愛してた】

後悔した１３４ ページ17

大和守side

違う。違う。そうじゃない。

僕が言いたかったのは、
そんな言葉じゃなかった。


加「安定、お前..」

清光が、僕を静かに見つめる。

その目はまるで

僕に同情しているかの様で。


大「ははっ..なに、その目。」


ほんっとムカつく。


大「清光はいいよな。愛されたいだとか、
愛してとか...
普通に言えるんだもんな。」


僕には、どう頑張っても

言えそうにないことを
そうやっていとも簡単に、

相手に言ってのけるから


....お前って、ほんと、狡い。



僕なんて、ずっと＿＿＿__




加「は、？急になに言って....」



大「ｯ、清光には、分かんないよ！」




ずっと、ずっとずっと、





僕は、





あ「や、大和守...？」





柘榴に、貴方に＿＿＿＿





大「言えないやつのっ、気持ちなんて」




『愛して』の一言が、言いたかった。

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