【愛されなかった】さよなら神様。【審神者】

100話記念 : 番外編『元は純愛』男色注意 ページ16

朧流水斬様から。有難う御座いました!!

リクエスト内容 : ヤンデレな薬研
※本編とは全く関係ございません※
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

あなたside

歪んでいても、元は純愛。

俺は、それをちゃんと理解している。


だって俺も、
その気持ちが分かるから。




＊＊＊




薬「なぁ、大将。
さっき一兄と何話してたんだ」


薬研の、俺に対する愛情が
歪んでいることに気づいたのは

そう昔の事じゃなかった。



あ「や、薬研」

初めは
なんだか薬研が付きまとうようになって

四六時中一緒になることが増えた。


それが段々
「他の奴とあんまり仲良くするな」
なんて言われるようになって。

最近じゃ、他の刀剣男士との会話手段は
薬研を通してでしか

出来なくなっていた。



でも、それが耐えられない俺は
今までに何度か

薬研の言葉を無視して刀剣男士に
話しかけに行っていた。

案の定、見事にバレたわけだが。

あ「べ、別に...薬研が
気にするような事じゃないよ」

笑って誤魔化そうとするも
あえなく撃沈。


薬「なぁ...なんでだ」

寧ろ
薬研の怒りを買ってしまったようだ。


薬「大将は俺っちじゃ我慢出来ないか..？
他の存在なんて、なくても十分だろ...

なんで大将は分かってくれないんだ」


いつの間にか掴まれていた手が
ｷﾞﾁｯと音を立てながら

握りしめられる。

あ「薬研、痛っ...」


思わず顔を顰めて訴えるも
薬研にはそれすら通用しない。

薬「大将は俺っちだけ見てればいいんだよ。
俺っちを愛して、俺っちに愛されてれば
それでいい。

大将を理解するのは..

俺っち一人だけで、十分だ。」

真っ黒に染まった瞳が
視界いっぱいに広がった。

薬「好きだぜ、たーいしょ」









.









.









愛されることを知らなかった俺には
薬研がくれる愛を

どうしても、手放せなかった。



あ「う、ん...ごめん。薬研
もうしないよ。

俺はちゃんと薬研を愛してるから。」




" 歪んだ愛は、元は純愛。"





なんで分かるのかって？

だってそれは


あ「薬研、俺を...これからも愛してくれ」


＿＿＿＿＿俺だって、同じだから。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はいっ
ヤンデレ薬研というリクエストでしたが
どうでしたでしょうか..

ううう上手くかけてない気しかしない..

果たしてこれはヤンデレなのか？
主人公が病んでるだけじゃないのか？
そんなことありません頑張ったんです!!

ご期待に添えられなくてすいませんでしたッ

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